自分を変える踏み出し方。変われないのは目標が原因？

2022/02/01

変わりたいと願いつつも、行動し続けるのは難しいと思っていませんか？
数度の挫折を経験して、「もう自分には無理」だと感じていませんか？

重要な三つのステップを踏めば、挫折した時よりも行動を続けやすくなります。
今から、自分を変えてみませんか？

いつまでも変われない？諦め挫折癖は直せるのか？

何度も自分を変えよう。変わりたいと思い立って、その度に色々と行動しているつもりが、いつの間にか元通りの生活に戻っていた経験、ありますか？

人は、今よりも良くを考える生き物です。今よりも良い暮らし、良い人間関係、良い自分でありたいと願い、そうなるように行動してみようかと、心が奮い立つ瞬間があります。
けれど、実際に行動できているのは、数日間くらいなもので、変わる為にはじめた挑戦は、いつの間にか手をつけることなく、部屋の片隅に追いやられてしまいます。
どうして、やり続けることができないのか、わかりますか？

それは、最初にやった方がいいことをやらなかったからかもしれません。

人は、誘惑にとても弱い生き物でもあります。
自分を変えたいと思う反面、辛いのや苦しいのが続くのは嫌だと考えます。現状が逃げ出したいほど辛く苦しいことでも、そこから変化させようとする方が、気力体力を必要とするとわかっているので、なかなか行動を続けられないのです。

けれど、それでは誰も目標を達成できていないはずですね。
世の中には、目標を達成し、成功を収めた先人がたくさんいます。その人達の行動から学び、自分を変える為の力にしてみませんか？

試してみる行動は三つ。
この三つがとても重要な役割を果たし、行動を続ける力を支えてくれます。
今まで挫折や諦めしかなかった人は、ぜひ試してみてください。

１．目標を書き出して公表しよう

目標を立てることを面倒に感じ、なんとなく思った理想の方向へと踏み出していませんか？
それでは、目標があやふやで迷子になってしまい、迷子に疲れて挫折する道へ一直線で突き進んでいます。

自分を変えるには、まず正確な目標を立てましょう。
そして、それを公表しましょう。

正確な目的地を見つけることは、地図にマーキングするのと同じです。
到達地点がわからないのに、行動するのはとても難しいです。

目標は、具体的であるほど効果的です。
例えば、「痩せて綺麗になりたい」ではいけません。どのくらい痩せたいのか明確になっていないと、どこまで頑張ればいいのかわからず、やる気も萎えやすくなってしまいます。
「◯kg痩せて綺麗になりたい」という風に、到達地点を具体的な数値や言葉で明確にさせましょう。

そして、目標ができたら公表しましょう。
達成できるかわからないし、恥ずかしいし。と思うかもしれませんが、それこそが狙いです。
人に公表しているからこそ、怠けたい時の抑止力になるのです。

家族や友達など、信頼できる人でもいいし、SNSを利用して公表してみるのもいいですね。
けれど、信頼が置けない人へは公表しない方がいいです。おかしなアドバイスや口撃の的にされる危険があり、その処理に疲れてしまうかもしれません。

２．行動計画を立てよう

目標を立てたら、すぐにやり始めたくなりますね。思い立ったが吉日という言葉の通り、やってみたいと思ったことは、その場ですぐに取り掛かるのが最適です。
しかし、自分を変えるという大きな目標であり、すぐには叶わない目標だからこそ、行動計画が重要な鍵になります。

行動計画で注意する点は二つ。
計画表は、日、週、月、年で分けて考えてみましょう。
一日のいつやるか、週・月・年で達成しておきたい範囲を明確にし、自分がどれだけの期間をかけて変わっていくのかを想像してみます。
行動計画は、いつ何をすればいいのか、過去の自分が教えてくれるようなものです。

もう一つの注意する点は、具体的にすることです。
例えば、早起きするという目標があった時、朝早く起きられるように「早く寝るように心がける」と行動計画を立ててしまうと、すぐに甘えが出てしまい、目標達成の障害になってしまいます。

早起きしたいならば、「◯時に起きたいから、◯時に寝る」と計画しましょう。こうして具体性を持たせることで、行動計画はより効果を発揮します。

３．起こりうる障害と対策を考えておく

ほとんどの人は目標を想像する時に、目標達成している自分や成功している自分を想像します。プラスのイメージを持つことはとても大切ですが、それだけでは不十分なのです。
実は、ネガティブな情報を前もって覚悟しておくことが、挫折しない為には重要です。

行動計画を立てる際に、自分だとこういう場合に挫折しそうという予測できる障害が思いつくでしょう。その障害が実際に現れたときの対策を、事前に考えてみてください。
事前に障害の対策ができていると、それが起きた時にはスムーズに障害を排除や回避し、行動を続けられるのです。

例えば、朝の10分でジョギングをすると決めている場合、障害に考えられるのは、起きられないこと、やる気になれないことですね。
その障害への対策を考えてみましょう。

朝早くに起きられそうにないなら、朝起きられるように入眠時間を逆算して指定しておく、朝起きるのが楽しみになるように美味しい朝食を準備しておくなどがあります。
やる気になれそうにないなら、モチベーションを上げるために新しいジョギングウエアを購入したり、気分を上げる音楽をダウンロードしたりする対策が考えられます。

自分を変える一歩を

自分を変えたい。けれど、変われない。
そうやって何度も挫折した経験さえも、あなたには必要だったのかもしれません。そうやって挫折を覚えたからこそ、踏み締める一歩の重みがわかる人になったのかもしれません。

変わりたいと思った時、あなたは一歩を踏み出せています。
あとは、それに続くもう一歩を、さらに一歩を踏み出し続けられるように、自分を律するのではなく、自分が行動しやすい環境を整えていきましょう。

目標を立て、公表し、行動計画を具体的に立て、行動してみる。
実際の行動から次回の行動計画を修正し、自分のペースで進んでいきましょう。
障害も、事前の対策があれば乗り切れます。一度乗り切れたら、次の障害も乗り越えようとする気持ちが湧き上がるでしょう。
自分が思い描いた通りに事が進む気持ち良さを知れば、行動することが億劫とは思えなくなります。

今こそ変わりましょう。
自分を変えて、人生を変えましょう。

今よりも楽に。
今よりも楽しく。
あなたの人生が喜びと楽しさに満ちるものになりますように。