悩みを増やす『出来ない』にフォーカスする思考!どうやって変えられる?

悩んでいる時に限って、あれもこれもと悩みが増えて、より強い不安に囚われてしまうことありませんか?
その原因は、偏ってしまった思考にあります。
考え方、捉え方を変えれば、その悩みはもしかしたら解決するかもしれないし、負担を軽減することもできるかもしれません。

目次

 

悩みを増やすのは『出来ない』にフォーカスしているから

雨に濡れた手すりの写真

悩んでいる時、頭の中はどういう状態になっていると思いますか?
あれもこれもと悩みをいくつも抱えていると、一つの悩みに集中して対処することが難しく、つい「〜が無いから解決できない」というような『出来ない』ことにばかりフォーカスしてしまっています。

もし今、悩みを抱えていたら、自分が何に意識が向けているか確かめてみてください。
きっとそれは「〜が無いから」や「〜には難しいから」と『出来ない』ことにフォーカスしていませんか?

人は完璧ではありません。どこかしら不足して、それを他人同士で補い合うように助け合って生きています。それでも人は完璧にはなれません。
自分にも足りないところがあるし、それは相手も同じこと。
不足を補い合っているからといって、完璧に補えているわけではなく、だいぶ足りない状態から少し足りない状態になっただけなのです。

だから、「相手が〜してくれないから問題が起きている」というように他責思考に囚われたり、「自分がバカだから迷惑ばかりかけている」というように自己否定に走ったりして、悩みをより深めてしまっているのです。

悩みも不安も尽きることは、きっとないでしょう。それでも、少しでも不安を軽減できるように、解決できる悩みに一歩踏み出して行動できるように、次の三つの行動を試してみませんか?

 

1.何に行き詰まって悩んでいるのか目で確認する

悩んでいる時は、悩みの『出来ない』部分にばかり目が向いてしまい、その他の情報や自分の状態さえも正しく認識するのが難しくなっています。
そんな時は、まず悩みそのものから距離をとって、客観視できる状態を作り出しましょう。

効果的な方法は、悩みを紙に書き出すことです。
悩んでいると思っていることを、思いついた端から紙に書き出していきます。関連する悩みがあれば、それも書き出しましょう。
この時、順序よくや綺麗に書こうとしないで、思いつくままに書き出していってください。その方が、自分の心が本当に悩んでいることまで、深く掘り下げられます。

そうして書き出した紙には、いっぱいになった悩みが山積みになっているでしょう。
けれど、その紙をもう一度よく読んでみてください。

悩みの中には、「どうしよう」や「自分に出来るか不安」などの感情が書き出されていたり、自分にはどうすることもできない問題が書き出されていたりしませんか?
悩みを書き出すことで、自分で解決する問題とそうでない問題を分け、事実と感情も分けることができるのです。

悩みを目で確認すると、頭の中で考えていた時よりも「思ったより少ない」と感じるケースがよくありますよ。
まずは、溢れる不安をコントロールするために、悩みを書き出してみましょう。

 

2.今の自分に『出来る』対策を考えて実行する

書き出した悩みの中で、自分に出来ることは限られています。
今の自分の能力で出来ること、自分が持つ時間で出来ることなど、自分一人に出来ることはそれほど多くはないからです。
だからこそ、悩みの解決に進む際、『今の自分に何が出来るか』にフォーカスして考えることができると思いませんか?

自分に出来ることがあれば、それを全力で実行しましょう。
自分に出来ることがなく、人に頼れば解決する方法があるなら、人に頼んでみましょう。
自分にも、自分の周りの人にも解決する方法がない悩みなら、それは今考えても仕方のない悩みです。考えることをやめて、心を落ち着ける行動で不安を軽減しましょう。

悩みに対して、上のような行動を選び、実行したら、「自分の出来るだけのことはやった」と強い不安に悩まされることは少なくなります。

 

3.リラックスタイムでストレス解消

悩んでいると、気分は沈み、ポジティブよりもネガティブな考えの方が多く浮かんできてしまいます。人にとってポジティブもネガティブも両方大切な思考ですが、一方に偏りすぎるのはよくありません。
意識して、定期的にリラックスタイムを取り入れて、ストレスを溜め込む前に解消させましょう。

意識をしているようで、人は意外と自分の精神状態を完全に把握できてはいません。ふとした瞬間にネガティブモードに陥っていると気付くこともあれば、誰かのひと言で気付かされることもあるでしょう。
多くの場合、周りの人達にイライラする機会が増えたり、人と衝突する機会が増えたら、ストレスが結構溜まっている状態と言えます。
言わなくてもいいひと言で人を傷つけてしまう前に、心を緊張状態から解放する時間をとってください。

リラックス方法は人それぞれです。音楽を聴いたり、独りになったり、趣味に没頭したり、瞑想したり。自分なりの心を癒す方法を試してみてください。
もし、効果的な方法が思いつかない時は、自然の中を散策することをおすすめします。

自然の中にいると無駄な緊張をほぐしてくれて、不思議なほど心が癒されるのを体感できますよ。
砂浜を歩いたり、堤防から海を眺めたり、森の中の遊歩道を歩いたり、登山に行ってみたり、非日常の大自然に身を置いて、じっくりと心に溜まったストレスを溶かし、エネルギーを充填してください。

 

あなたの『出来る』にフォーカスしよう

雨上がりの道の写真

悩んでいると、出来ないことばかりに目が向き、本来の自分の力を発揮するのが困難になります。
それは、悩みから生まれた強い不安が、あなたから行動する力や思考する力を奪ってしまっているからです。

悩みから距離をとり、客観的に物事を捉えて判断することができれば、不安は軽減し、正しく悩みに対処できるようになるでしょう。
そうすれば、あなたの持つ力で悩みのいくつかは解消されるはずです。

あなたの『出来る』部分に目を向けられるよう、心をかき乱す悩みから上手に距離をとってくださいね。

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