生きることが辛い・苦しい…その辛さから脱却するステップ!

生きるのが辛い、苦しい。そこからどうやって脱却すればいいのか、わからなくなっていませんか?
生き辛い人生から抜け出すためのステップをご紹介します。

目次

 

生きるには『安全』が第一!

手を繋いだ人形の写真

生きるには、安全な環境が何よりも重要です。生命の安全が確保されていない環境では、リラックスはできませんよね。

マズローの五段階の欲求によれば、安心して食事や睡眠ができる環境が整っていること、生命の危機に直面しない安全な居場所があると知っていることが何よりも重要です。その二つの欲求が満たされていないと、それより上の欲求を満たすことはできないとされています。

人間の5つの欲求段階の図

ほとんどの人が、生き方で辛い・苦しいと感じるのは、三段目以降の欲求をうまく満たすことができないからではないでしょうか?

生き残る確率を上げるため、集団に所属したい。その中で人から認められて受け入れられているという実感が欲しいという欲求です。集団への所属欲求を、所属・愛情の欲求と呼び、人から認められたい欲求を、承認の欲求と呼びます。
これらの中には対人関係上の問題として立ちはだかり、生きているのが辛い・苦しいと感じさせる大きな要因となっています。

ほとんどの人が、第三・第四の欲求をうまく満たせていないのに、最後の第五の自己成長の欲求を先に満たそうとするので、バランスが取れずに挑戦しては挫折するのを繰り返します。
一つずつ積み重ねていかなければ、上の段階を満たすことは困難なのです。

まずは、第三・第四の欲求を満たせるようになるために、次の二つのことを意識して自分の行動を変えてみてください。
ひとつの行動は小さな変化ですが、その小さな変化を続けていくことで今とは違う状況へと変化させて行きましょう。

 

1.自分を『否定する人』から離れよう

一人でいる時間が好きなことと、孤独になることが好きとは意味が異なりますよね。誰も孤独にはなりたいと本心では思っていません。
安全なコミュニティに所属して、お互いに認め合って支え合って生きることを望んでいます。

しかし、安全なはずのコミュニティが安全ではなかったら、コミュニティにいるはずなのに強い孤独感に悩まされ、誰といても安心できなくなってしまいますよね。

もし、所属するコミュニティに他者を否定し、マウントをとる人が一人でもいると、そのコミュニティは安全だと認識できません。コミュニティにいる限り、いつ否定されるか、心ない言葉をぶつけられるかわからないのですから、安心なんてできません。

安心できないコミュニティからは離れ、安心できる人とだけ付き合うようにしましょう。
自分を否定してくる人と付き合うと、心がすり減り、相手のストレス解消のサンドバッグになってしまいます。そんな状況になれば、心は平穏ではいられません。

他者や物事に、どのような感情を抱くのかは人それぞれ自由です。しかし、それを露骨に発散したり、誰かに八つ当たりで解消することはやってはいけません。
そのような人が身近にいたら、すぐに離れて関わりを断ちましょう。心の平穏には、平和で安全なコミュニティが必要です。

 

2.自分を『否定する』癖を直そう

次は、承認の欲求です。人は他者から、認められたいし受け入れられたいという気持ちが本能的にあります。この欲求は出世欲とも言い換えられ、自己の成長を促す原動力ともなる欲求です。
しかし、いくら周りから承認されていても、自分自身がそれを否定していたら、どうなってしまうと思いますか?

人から「あなたは凄い」と能力を認められても、自分で自分自身を認められていないと、思わず相手の言葉を否定してしまいます。
そして、後になってから「相手も本当は凄いとは思っていなかったんだろう」と、相手の言葉まで信用できなくなっていくのです。

否定癖は、謙遜から始まります。「自分なんて大したことない」と謙遜する姿勢を見せるつもりだったのが、段々と「自分は人より劣っている」となり、「自分には何も出来ない」と無力感を強めていきます。
強い謙遜は、相手も困らせてしまいます。何を言っても悪いようにしか受け取らず、自分の本当の気持ちをまるで「嘘でしょう」と言うかのように『否定』する相手には、何も言いたくなくなるでしょう。

謙遜するたびにそれは積み重なり、最終的には誰にも承認されず、自分自身で何かをする意欲も失っていってしまいます。

不要な謙遜はやめて、人が自分のことを認めてくれたら素直に受け取りましょう。
良い言葉を、あえてネガティブに捉え直す必要なんてありません。そのままを素直に受け取り、素直に喜びを示した方が、自分自身にも認めてくれた相手にも喜びになります。

 

生き方も思考も変えられる

雪の中の灯りのAI写真

どこで生きるか、どうやって生きるか。それを決めるのは、あなた自身です。
他の誰でもない自分のための人生を、自分が選んで決断する。それの繰り返しで人生は形作られていきます。

辛い、苦しいと嘆くだけでは現状は変えられないのは事実です。たとえ苦しくても、そこからどうやったら抜け出せるか、自力では無理なら、助けてくれる手はないかを探してみませんか?
あなたが手を伸ばしてくれたら、それを掴む手があるかもしれません。そこから、生き方を楽に変えていけるかもしれません。

安全な場所で、安心して楽しさや喜びを感じられるように。自分の生き方そのものを考えてみませんか?

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