悩んでいること、不安に思っていること。それは心の中にある本音の部分。それを見せても良い人を見極めていますか?
『相談』は誰にでもしてはいけない!
ちょっとした悩み事から、人生を左右するような悩み、漠然とした不安などを誰彼構わず相談していませんか?
それは、逆に自分の心を傷つけてしまうかもしれません。
相談とは本来、相手の悩みを聞き、心に抱えた気持ちの解放の手助けをしたり、相手の立場に立ったアドバイスをしたりする話し合いのことを意味します。
しかし、心の専門家でもない限り、相談の本来の意味を知る人はいませんよね。何より、『自分にとっての良いこと』が『相手にとっても良いことのはず』という思い込みを持っていたら、相手の立場に立って考えることも困難です。
もし、人生を左右するような悩みを打ち明けた相手から、「そんなことで悩んでるなんて、バカだと思わない?」と言われたら、悲しいですよね。
相談するならば、心の専門家が一番です。けれど、専門家に話を聴いてもらうのはハードルが高いと感じる人もいます。
そういう人は、身近にいる人の中でもっとも信頼できる人に相談すると良いですよ。
信頼できる人とはどういう人か、三つのポイントをご紹介します。ぜひ、相談する際の参考にしてください。
1.真剣に向き合ってくれる人
相談したい時は、自分が弱っている時でもあります。そんな時はマウンティングの餌食になりやすいので、信頼できない人は必ず避けましょう。
信頼できるかどうかを見極める一つ目のポイントは、真剣に向き合ってくれる人です。
「もし自分が相談者の立場だったら…」そう真剣に考えてくれる人ならば、相手を軽んじて傷つけるような言葉をぶつけることはないでしょう。
真剣に聞いてくれない人は、簡単に人が傷つく言葉を投げかけてきます。「気にしすぎ」や「他の人も大変なんだよ」と知ったかぶりで心を傷つけてきます。それで心が傷つけば、「そのくらいで?」と追い討ちをかけてくる人もいるので気をつけてください。
「話を聞いてもらいたい」という思いは、「助けてほしい」という思いが隠れています。そんな思いを抱えて切迫している時に、ひどい言葉を投げかけられてしまわないよう、相手を選びましょう。
2.話を遮らない人
人は基本的に、自分語りが大好きです。自分のことが世界中の誰よりも一番大切で大好きなので、自分のことを話せる機会があれば、すかさず話し出してしまう人もいるほどです。
けれど、相談の時には逆効果となります。
話を遮られるだけでもストレスがかかりますが、それ以上に、話を遮る人には決まったパターンがあります。それは「自分の場合は〜」と、自分の経験を語り出してしまうことです。
これでは悩み相談ではなく、その人の体験談を聞くだけで時間が過ぎてしまいます。
本当の意味で話を聴くということは、相談者が心のうちを言語化するのを、辛抱強く待つことです。
ちょっとした悩みであれば、簡単に言語化することはできます。しかし、人生を左右するような悩みは簡単に言葉で表すことが難しく、気持ちを表す言葉や話す順番を考えるのに時間がかかります。
その間、ずっと黙って待っていてくれる人は、信頼できる人です。
3.価値観を押し付けない人
人は誰しも自分なりの基準を持っています。それが価値観です。
困ったことに、中にはその価値観が絶対だと信じて疑わない人もいます。そういう人に相談をしてはいけません。
自分の価値観が絶対と思い込んでいる人は、相手の悩みは自分の価値観を当てはめて考えれば、簡単に解決できると勘違いしています。
相談しても得られる答えは、「〜すればいい」という相手の価値観の押し付けだけです。
中身のないアドバイスなようなものを聞かされても、悩みは解決しませんよね。
相談するときは慎重に相手を選ぼう
相談したいときほど、話を聴いてもらう相手を見極めてからにしましょう。誰彼構わず相談すると、余計に心を傷つけられてしまうかもしれません。
もし、身近な人に相談するのが難しいと気は、オンラインカウンセリング話楽をご利用ください。
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