楽な生き方はどうしたら出来る?『自分』を知ることが『楽』を見極める

何かに縛られているかのような圧迫感、自由にできない閉塞感を抱きながら生き続ける人生は、楽しいでしょうか?
自分の生き方を、『楽』な生き方を考えてみませんか?

目次

『楽』は人それぞれ違う

新芽の写真

息ひとつ楽にできない生き方、生きていること自体に辛さを感じる生き方。そうした生き方を選んだのは、紛れもない自分自身ですが、それを『選ばなくてはならない』と思い込んでいただけではありませんか?

人よりも頑張らないと成功しない?
 それは、自分が成長する頑張り方を知らないだけ。

嫌なことを頑張らないと楽しいことはやってこない?
 それは、対比させることでより強く感じようとしているだけ。

一生懸命に頑張るなら、楽をしてはいけない?
 何が『楽』か、何が『苦』か。人によって違うものを比べても答えにはならない。

思い込まされている判断基準、人生の指針はたくさんあります。その基準が自分に合っていれば、苦しい思いは小さく済むのかもしれません。
けれど、それが自分に合わなかった時、生きること自体が辛いと感じてしまうでしょう。

私たちは『自分』を知らないまま大人になっています。
何が好き?何が嫌い?将来どうしたい、どうなりたい?今は何をしていたい?そんなたくさんの『本音』を、周りに合わせることで心の中に隠して大人になるにつれ、『自分』を見失っていくのです。

だから、周りの価値観だけを頼りにしてしまう。
その価値観に合わなくて、辛くなる。

生きる辛さも、漠然とした不安も、『自分』を知らないまま生きているからではないでしょうか?

『自分』を知れば、生きやすくなる道筋が見えてきます。今まで気が付かなかった・知らなかっただけで、『楽』な生き方はすぐ近くにあります。
今の辛さを脱ぎ捨てて、新しい生き方を手にしてみませんか?

1.『これまでの自分』を消さなくて良い

生き方を変える。それはつまり『自分』を変えるということです。このように考えた瞬間、多くの人は「これまでの自分ではいけない」と奮起します。
意欲が湧くのは良いことですが、これまでの自分を否定することは良くありません。『自己否定』の行き着く未来は、ネガティブの沼だからです。

自分が悪い、自分が良くない。そう考えると、これから先にどれだけ良い行動をしたとしても、不安になった時や失敗した時に「やっぱりこんな自分じゃ変わることなんて出来ない!」と諦める道を用意してしまいます。

自分を変えるには、これまでの自分を『受け入れる』覚悟をしましょう。

これまで様々な経験をして、こうして今この瞬間まで頑張って生きてきた自分を、否定することなんてありません。逆に「これまでよく頑張った!」と褒めてあげてほしいくらいです。

自分を変えることとは、これまでの過去を捨てるのではなく、良い方向に自分が伸びていくために方向性ややり方を調整していくようなもの。
今はこういう状態だと把握して、ここから始めるのです。自分が望んだ未来に向かっていくために、自分が『楽』に生きるために。
まずはこの前提を、しっかり覚えておいてください。

2.『本音』はどこ?

自分の本音を隠しているつもりはなくても、周りに合わせることを優先し続けていれば、周りも自分自身もうまく騙せるようになっていきます。「本当は〜をしたいのに」なんて思いを自覚したままでは、我慢しなければならないストレスがすぐに爆発してしまいますからね。
だから、自分自身さえも上手に騙してしまうのです。

「自分は我慢なんてしていない。周りのためになる・役に立つのは良いこと」と、良い人を演じて自分の気持ちに蓋をすることに慣れれば、自分自身も簡単に騙せてしまいます。

本音を隠すことに慣れると、今度は本音を見つけることに苦労します。

隠し続けた『本音』を見つけるのは、簡単ではありません。心の奥のもっと奥までしまいこんだので、じっくりと自分と向き合う時間をかける必要があります。
そうやって自分の本音を見つけることができたら、自分には合わない価値観や固定観念の取捨選択ができるようになります。

オンラインカウンセリング話楽では、自分の本音を見つけ、人生を生きやすく・楽しく生きることを目指しています。
気持ちを紙に書き出したり、誰かに話したりしながら、自分の本音を見つけてみましょう。

3.違和感を無視しない

人は、人の数だけ価値観があります。似通っているものはあっても、完全一致というものは決してありません。それは育った環境や現在の環境の影響もありますが、違う心を持っているからです。

だから、違和感はとても大切です。

違和感は、「何となく…」としか感じられないほどの些細な不快感やしっくりこない感覚を意味します。明らかな違いがあれば、「これが違う!」と断言できますが、違和感はそれとは違ってはっきりしません。
はっきりしないことを宣言するのは、誰もが苦手です。

けれど、自分の生き方の違和感を無視すると、じわじわと苦しさや辛さを増していくので、決して無視してはいけません。
最初は小さな違和感であっても、気が付かないうちにその差は大きくなります。しかし、小さな違和感のうちに「これで良い」と刷り込まれていたら、それが自分に合わないものだと認識しにくいのです。

例えば、風邪を引いた時にしっかり栄養をとって寝るのが、一番早く回復する方法と言われてきました。しかし、体調が悪い時に無理に食べることで、より症状を悪化させてしまう人もいますよね。これと同じです。

小さな違和感は、感じた瞬間に「どうして?」と考えてみてください。すぐに答えが出なくても構いません。考え続けて、何が自分に合わないのかがわかったら、その時に対処しましょう。

生き方は変えられる。人生は変わる

雨あがりの写真

周りと同じであれば安心感は得られますが、その安心を得るやり方が自分にとって苦痛だとしたら、あなたはどうしますか?

生き方は、人それぞれ違っていて良いものです。誰かと同じ生き方だから失敗しないわけではないし、必ず安心や幸せが得られるわけでも限りません。
そもそも、その生き方であなた自身は良いのかを考えてみてください。

私たちはたくさんの思い込みの中で生きています。その一つ一つが全て悪いものだとは言いません。けれど、良いものとも限らないことを覚えておいてほしいと願います。

どうか、自分のために生きられますように。
頑張ることを強制する生き方に縛られませんように。
あなたらしい生き方を、見つけられますように。

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