休んでいるはずなのに疲れている・元気が出ない。それは、ちゃんと休めていないからかもしれません。
自分をちゃんと休ませられない3つの理由、当てはまるものはありますか?
目次
休めない?休まない?無理してしまう本当の理由
一日のサイクルは、ご飯を食べてエネルギーを補って、日中は活発に活動して、夜には家に帰って、ご飯を食べてリラックスして睡眠をとって心身を休ませる。こんな風に『休む』ことは、頑張るために当たり前にやるべきこととわかっているのに、けれどちゃんと自分を休ませることができていないのではありませんか?
休日はある。休憩時間もある。けれど、休みと決められた時間にもつい仕事や雑務を片手間にやって、全くちゃんと休んでいない人がたくさんいます。
休んだ方が、脳や体の疲れをとることができると知っているのに、リフレッシュして意欲を向上させることができると知っているのに。
どうして無理して頑張ることばかり選んでしまいやすいのか、考えたことはありますか?
その理由は、同調圧力や思い込みなどが原因です。
1.周りが頑張っているから
自分の周りにいる人達が頑張っていると、つい自分も頑張りたくなりますよね。お互いの意欲を刺激し合えるのは、良い環境です。同じ目的や思いを持っていると刺激は強くなり、お互いの成長を促すことにも繋がるでしょう。
その反面、休みにくくなりますね。
「周りが頑張っているから」それを理由に、休みたいのに休まないことを選択してしまっていませんか?
その頑張りは、ちょっとだけ無駄になっています。
休みたいと感じているということは、気力か体力かが消耗していたり、ストレスを感じていたりする状態です。そのまま頑張り続けても、良い結果は出せません。無常に時間だけが過ぎ、溜まった疲労の回復が遅れてしまうだけです。
2.怠けている気がするから
休むことは、怠けていることだと認識しているなら、それはとんだ思い込みです。けれど、昔の日本の風習に従えば、休む=怠けているだったからのだから仕方ありません。
その認識を変えましょう。
スマートフォンが発売されるより以前の日本では、身を粉にして働くことが美徳とされてきました。それこそまさに、自分の利益のためでなく、会社の利益のために自分を犠牲にするのが当たり前であるかのように働き、体を壊したら一人前、心を壊したらダメ人間と言われるほどに。
人は機械ではありませんから、パーツを取り替えて動き続けることはできません。繊細さは機械以上で、丁寧に取り扱って、適度に休養を取らないと、あっという間に心も体も壊れてしまいます。
休むのは怠けているからではありませんよ。休むのは、心と体が健やかである状態を守るためです。元気な自分でいるために、休んで英気を養わなければならないのです。
3.取り残されてしまうから
頑張らないと周りと同じレベルになれない、頑張り続けないと自分だけ取り残されてしまう。そんな不安を抱えていたら、休むのも怖くなりますよね。
休むということは、周りが頑張っている間に自分だけ歩みを止めてしまうものだと思っていませんか?
そんなことはありませんよ。
同じ時間の流れの中で生きていても、人の人生はその人だけのものです。周りにいるからといって、比べる必要なんてありません。
その人がどれだけ頑張るかは、その人が自分で決めたこと。あなたの人生に関わりのないことです。
取り残される不安から休めないのは、無意識に自分と他者を比較しているからではありませんか?
他者との比較は、自分を否定する材料を増やすだけの行為です。比較するのは、過去の自分でなければ本当の比較にはなりません。
そして、もう一つ。
どんなに頑張って見えている人でも、自分が壊れてしまわないように、自分のタイミングで休んでいます。その間隔や長さがどれだけ必要かは、それこそ人それぞれ違っていて当然ですよね。
ある人は、睡眠時間が3時間で元気になれるそうです。けれど、自分が3時間の睡眠で元気になれないのなら、自分が元気になれるだけ睡眠をとる必要があります。
自分を見ましょう。休むことを人と比べても、元気にはなれません。
頑張り方は人それぞれ
頑張り方も休み方も、人それぞれのやり方があります。自分に合ったやり方が、他の人にも合うかはわかりません。自分にも合うかどうか、試してみるのは良いですが、それに固執してしまうのは危険です。
人それぞれ違って良い。
自分の人生を、誰かの人生と比べなくて良い。
自分が納得する生き方をしましょう。
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