自己肯定感はどうして低下する?無茶せず自己肯定感を高める方法!

低くい自己肯定感を高めようと無理をしていませんか?
自己肯定感は、本来誰もが自然に持っているものです。それが低くなった原因は過去の経験にあります。今からそれを挽回するには、『自分を受け入れる』ことがポイントです。

目次

どうして自己肯定感は低いのか?

黄色の花の写真

自己肯定感が低いと、自分の全てに価値がないように思えて、生きているだけでも誰かに迷惑をかけていそうで、肩身の狭い思いがついてまわりますよね。

自分らしく生きるには、自己肯定感が高いに越したことはありません。しかし、誰もが持っているとされる自己肯定感を、どうして持っていないと感じられるほど低いのか、生まれ持った性質が関係しているのではないか、と考える人もいるでしょう。

自己肯定感とは、自分を自分のまま認めて受け入れることを意味します。人生の中で最も自己肯定感が高い瞬間、それは赤ちゃんの時です。

赤ちゃんは、周りと自分を比べて卑下したり自己否定したりはしません。自分の存在を疑いもしません。生きるために必要なほとんどのことが、自分一人では出来ない状況なのに、それを悪く捉えません。出来ないならば、出来る人に頼ろうと遠慮なく泣き叫びます。

誰もが赤ちゃんの時は、高い自己肯定感を持っています。
それがどうして低くなってしまうのか。それは、生まれ持った性質は関係ありません。何かしらの出来事をキッカケとして、その出来事から『自分の存在・価値』に疑惑を持ち、それを認めてしまうような経験が積み重なることで、自分を否定していくようになります。

自分を否定し始めれば、自己肯定感が低下するのはあっという間です。たとえ謙遜だとしても、言葉の力で「自分には価値がない」と意識に植え付けられてしまいます。

いくつもの失敗の経験や誰かから言われた心無い言葉で、自己肯定感を低めてしまったのなら、その事実と向き合うことで自己肯定感を今から上昇させることもできるはずと思いませんか?

もはや無意識に行っている自分を否定する思考を、もう一度捉え直してみましょう。そうしたら、自分を卑下して生き辛くさせている思考の癖を、取り除けるかもしれません。もっと生きやすくなるかもしれません。

1.自分の『何』を否定している?

あなたは、自分の『何』を否定しているか気付いていますか?
自己否定が続くと、無意識に自分を否定し、「全て自分が至らないせいだ」と物事を完結する癖がついてしまいます。そうなると、物事の問題点を客観的に捉えることを省略してしまい、何が起きても自分のせいだと思い込んでしまうのです。

その省略された思考を、紐解いてみましょう。それが、自分の何を自分が否定しているかに改めて気付くことです。
自分の性格、行動、言葉、思考など、どの部分で自分をダメだと認識していますか?漠然と『自分自身』ではなく、自分のどんな部分を否定しているか、具体的にしましょう。

わかりやすいのは口癖です。自分がどんな口癖を言っているか、周りの人に聞いてみたり、発する言葉を意識してみたりするのがおすすめです。
口癖には考えの本質が現れます。失敗しても恥をかかないように、心が傷つかないように「自分には難しいかもしれないな」と言っていたり、何かにチャレンジしてみたいと思っても「世の中は厳しいからな」と行動することを諦めようとしたり。

まずは、自分の何を否定しているのかに気付いてみてください。自己肯定感の低さは、数えきれないほど行ってきた自己否定の繰り返しの成果です。今は良くない結果を引き起こしていますが、その結果に至る行動を起こしているのは自分自身です。原因が自分にあれば、それを正すことでよくすることはできますよ。

2.『不出来』な部分が自分の全部?

自分をいくつもの言葉で否定してきたことに気が付けましたか?では、ここであなたに質問です。リラックスして答えてください。

上記で挙げた自分を否定してきた部分。それがあなたの『全て』ですか?

「はい」と答える人はいません。人よりうまく出来ない、人並みに出来ない、そんな不出来な部分があっても、あなたには他にたくさん『出来る部分』がたくさんありますよ。呼吸をするように当たり前に出来るから、それが『出来ること』と認識していないだけです。

人に優しくできるのは本能ではありません。理性と気遣いの賜物です。
周りの人のことまで気を配れるのは、あなたが広い視野を持っているからです。

自分の欠点や弱みばかりに意識が向いていると、自分がとんでもない落ちこぼれのような気がしてしまいますよね。けれど、本当は違います。
あなたには、誇れる部分がたくさんあります。それに気が付けたら、もう自分を否定する必要なんてありません。

自分の全てが、自分が望んだ理想像には届かないけれど、悪いところばかりではない。良いところもどちらもあって『あなた』です。
良くないところだけを数えなくてもいいのですよ。自分の良いところを数えて、「自分てなんて凄い!」と自画自賛しましょう。

自分を受け入れたら自己肯定感は高まり始める

ビンに入ったクローバーの写真

自己肯定感は、等身大の自分を受け入れるところから始まると言われていますが、あまりにも自己否定がすぎる場合には、まずは自分のどこを否定しているのかを明確にした方が、受け入れやすくなります。

ハリボテの鎧では、戦うのが怖くなるのは当たり前です。
どんな防御力があって、どんな攻撃が得意なのかを知っていれば、前に出て戦う勇気が出しやすいですよね。
自分の人生を、自分らしく戦い抜きましょう。

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