自己肯定感を下げる?対人関係に亀裂を生む?危険な口癖!やめた方が良い口癖とは?

口癖なんて、ただよく使う言葉。そう思っていませんか?よく使う言葉ほど、自分にも周りの人にも影響を与える可能性があります。やめた方が良い口癖を使い続けていれば、どうなってしまうと思いますか?

目次

こんな口癖は自分にも周りにも悪影響!

ペンを持つ人の写真

口癖を、よく使っている言葉だと思っていたら、少々危険かもしれません。
よく使うということは、その言葉は日に何度も耳にしているということですよね。それは最早自己暗示に近いと思いませんか?

日本には『言霊』という言葉があるほど、口から出す言葉には強い力があると信じられてきました。それは非科学的な力というイメージを持ちますが、心理学的な観点から見ても、口癖には自分や周りの人たちに影響を与える力があることが確認されています。

普段から何気なく使う言葉の中から、どんな言葉を選んでいるか、気にしている人は多くはないでしょう。だからこそ、無意識に発している口癖は、その人の本音に近い思いが宿っています。

もし、口癖ひとつで自分にも周りにいる人たちとの関係にも悪影響があるとしたら、その口癖を見直してみたいと思いませんか?

1.「自分なんてどうせ…」

「自分なんてどうせ…」という口癖は、自分に出来るかどうかわからない時によく口から出ますよね。それは、相手が望む結果が出せないかもしれない、本当に出来なくて恥をかきたくないという気持ちから出た予防線です。

予防線を張っておけば、いざ本当に出来なかったとしても体感するダメージは少なく済みます。
しかし、本当のダメージはもっと大きいことに気が付いていませんね?

「自分なんてどうせ…」と口にするたび、自分の力を疑い、自分をどんどん過小評価していってしまいます。それが一時的なことだったとしても、度々口にしていたらどうなるでしょうか?
無意識に毎日繰り返す口癖になっていたら、自己肯定感はあっという間に下がってしまいます。

2.「〜のせい」

「自分のせい」「〜さんのせい」という責任を問う口癖は、問題の原因を追求しているだけのようにも思えますが、実際にはじわじわと心が蝕まれてしまう言葉です。

「自分のせいで失敗した」と考えれば、自分の行動や思考を否定し、強すぎる罪悪感に苦しむでしょう。
「〜さんのせいで失敗した」と考えれば、人に対して攻撃的になり、対人関係に修復不可能な溝を作ってしまいかねません。

どちらの言い方でも、「〜のせい」と強いネガティブに囚われた口癖は大きなストレスを生み出します。ストレスで判断力や集中力が乱れれば、さらに「〜のせい」と言ってしまいやすくなるでしょう。

3.「〜にすれば良かった」

「〜にすれば良かった」という口癖は、自分の選択が間違いだったと認める言葉です。人ですから間違うこともありますが、それを受け入れている拒絶しているかで、言葉は全く違う意味を持ちます。

「〜にすれば良かった」は、過去の自分の行動を完全に否定する言葉です。
未来が見えないのは誰もが同じ、その中で最善を選んでいるはずの自分の選択や行動を否定する口癖は、自分を否定するのと同じです。

何度もこの口癖を使っていると、やがて自分が選択すると失敗すると思い込み、全ての選択を放棄したり、人の真似をしてでしか選択できなくなってしまったりします。

4.「いや…」・「でも…」

口癖は無意識に口から出しているため、本人には言っている自覚がないのがほとんどです。中でも、「いや…」・「でも…」と否定語をとりあえず口に出してしまうのは、自分だけでなく周りへも良くない影響を与えます。

まずは自分自身に対して、この口癖が出るタイミングは物事を吟味している時です。例えば、新しいことに挑戦するかしないか。
否定語が最初に出るということは、もちろんどんなことも否定されます。挑戦するかしないかの選択肢があるようでいて、実際には挑戦しないという選択肢しかないのです。
自分の可能性の幅を狭め、行動力を失わせる口癖と言えますね。

次は周りの人に対しての影響です。
何らかの会話をしていて、その人から常に「でも…」と言われ続けたら、その人との関係を見直したくなりませんか?

完璧な人なんていませんから、どこか抜けている点があるものでしょう。それでも、話を全て聞く前から「でも…」と言われ続けたら、「この人とはまともに会話できない」と断じられてもおかしくはありません。
相手の意見を聞かずに否定し続けることは、相手を拒絶しているのと同じだからです。

口癖を意識しよう

白い花の写真

口癖は無意識に飛び出す言葉です。いつも通りに気にせず発言していれば、自覚していない間に口から出ているでしょう。
まずは、自分が上記のような口癖がないかを把握するところから始めてみませんか?

自分にどんな口癖があるか、周りの人に聞けばすぐにわかります。まずは口癖を知り、それを使いそうな場面で発言を意識してみましょう。

何を言うか。何を言わないか。
その選別ができるようになれば、自分に人に良くない影響をもたらす口癖を止めることができます。

WEBお問い合わせはこちら WEBお問い合わせはこちら
\この記事がよかったらシェアをお願いします!/

SNSやってます!

ほぼ毎日更新のSNSアカウントです。心を軽くする情報などをお届けしていますので、よろしければフォローをお願いします!