「後悔するとわかっていても行動できない」一番の理由。解決方法は無意識の奥にある

色々試したけれど、行動できるようにならず、後回しにして大変な思いをしていませんか?
どうして行動できるようにならないのか。
それは、行動する為の思考や技術的な面ではなく、心がストップをかけているからです。

前回の【後悔する人生の選択。選択した瞬間に考えている事と後から感じる事のズレ】でご紹介した後悔する選択の解決方法をご紹介します。

目次

 

行動できない理由は無意識の奥にある『不快な感情』

森の中の道の写真

自分がなぜ行動できないのか、その理由を考えた時、ほとんどの人が「面倒だから」や「ただやりたくないから」と言います。
これらの理由は、行動を邪魔する理由になっているようで、実は漠然としていると思いませんか?

例えば、面倒で手間がかかって仕方がなくても、仕事に取り掛かり、終わらせます。免許の更新が時間がかかって面倒でも、更新手続きは行います。
面倒だと感じていても、行動しなければならない時には人は動けていますね。

では、どうして行動できないパターンがあるのでしょうか?
そこには、自分でも気が付かない無意識の奥にある『不快な感情』が鍵となっています。

無意識の中は、自分自身では把握しきれていません。どんな感情が渦巻いていても、その表面的な不快感だけを感じ取り、何が原因なのか、どんな感情なのかは認識できていないのです。
だから、イライラや不安を感じ、ただ「嫌だな」と思ってしまいます。

人は、頭では理解していても、心が拒絶したら、その行動を起こすことができません。これがよく聞く「頭ではやった方が良いとわかっているけど、面倒でやりたくない」状態です。
この状態の時、無意識の領域では不快な感情が湧き出しています。行動を起こすことで自分自身が不快な感情を受けてしまうと予想している、もしくは経験から察知しているので、「行動しない」選択肢を選んでいます。

例えば、ダイエットで考えてみましょう。
痩せた方が健康に良いし、見栄えも良くなるし、自分自身を好きになれそうだと頭ではわかっています。現実的な利益があると理解はしていますが、行動に移せずにいるのはなぜだと思いますか?

心の奥、無意識の領域にある不快な感情は、一体何を訴えようとしているのかを考えてみてください。

可能性として考えられるのは、ダイエットを始めても即効性はなく、見たくない自分自身を今までよりも意識して生活しなければならないのが嫌だったり、ストレスを食事で発散していたのに、それができなくなってしまうことへの不安だったり。

不快な感情に気付かずにいる限り、行動を起こすのは困難になります。

では、どうやって行動できるようにするか。
それには、二つのステップを踏んで、不快な感情と向き合います。

 

1.自分の無意識の感情を見つける

不快な感情は、いつも意識できている表面的な部分よりも更に奥に存在しています。まずは、その無意識の領域の奥にある『不快な感情』を見つけましょう。

行動を起こした方が良いとわかっているのに、行動できないでいる時、次の質問を自分に投げかけてください。

「その行動を取ったら、どんな気持ちになりますか?」
行動の結果に感じる気持ちではなく、行動している最中、行動に移る瞬間を想像してください。

 

2.不快な感情を掘り下げる

次のステップでは、見つけた『不快な感情』を掘り下げていきます。
最初はぼんやりとした『嫌な気持ち』としか認識できませんが、その感情に対して「どうして?」「なぜ?」と質問を繰り返していくと、感情の根本にある本音を見つけられます。

例えば、ダイエットを例にあげてみましょう。
やった方が良いけれど、やるのが面倒。
「どうして面倒なの?」
動きたくないし、食事制限は辛そうだから。
「どうして動きたくないの?どうして食事制限を辛いと思うの?」
動くと体の重さを実感するから。食事は唯一の楽しみなのに減ったら嫌だから。

上記の例だと、ダイエット前の現在の自分の姿を醜いと感じていて、痩せる為とはいえ、醜い自分自身を直視したくないと心が拒絶を示しています。
また、食事によってストレス解消しているけれど、そのストレス解消ができなくなってしまった時に強い不安を感じているのがわかりますね。

感情を深掘りしていけば、自分自身が自分でも掴みきれない本音の部分で、どう感じているか、何を思っているかを知ることができます。

 

あなたは行動を起こせる

木漏れ日の写真

出来なかった事を出来るようにするのは、想像以上に困難な場合があります。それは、自分でも認識していなかった自分自身の本音にぶつかった時です。

行動するしないの選択をしているようで、実は自分でも気が付いていない本音に振り回されています。
心の奥のもっと深く、無意識の領域にある感情に目を向けてみれば、自分が抑圧し続けてきた『自分』に気がつかされます。

それは、助けを求めているあなた自身です。

行動を起こすには、まず自分自身を救いにいきましょう。心と頭が一致した時、何の障害もなく行動できるようになっています。

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