ミスや失敗で気分が落ち込んだ時、訳もなく落ち込んだ時、どうやって過ごしていますか?
過ごし方によっては、落ち込んだ気分がさらに悪化してしまうこともあります。心をケアしながら、落ち込んだ気分をゆっくりと解消していく三つの方法をご紹介します。
目次
落ち込んだ時どうしてる?
ミスや失敗が続いて落ち込んでいる時や、訳もなく気分が落ち込んでいる時。
あなたはどうやって過ごしていますか?
人によっては、「早く元気になろう!」と気合を入れて、活発に行動したり元気な人と一緒に過ごして元気を分けてもらったり、自分なりの方法がありますよね。
けれど、それでもなんだか落ち込んだ気分はそのまま低迷してしまっていたら、別の方法を試してみませんか?
元気がないからと言って、無理に元気になる必要はありません。元気でないといけないなんて、それこそ間違った思い込みではありませんか?
どうしても元気になれない時はあるでしょう。そんな時は『無理をしない』でリラックスできる環境を整えてみてください。
1.朝日を浴びよう
起きてすぐに朝日を浴びる行為には、心にも体にも良い影響があることがわかっています。
なんとなく落ち込んだ日の翌朝、試してみてほしい方法の一つです。
太陽光には、セロトニンの分泌を促す効果があるとわかっています。セロトニンは脳を活性化させたり、恐怖や不安を緩和したり、食欲をコントロールしたりするホルモンです。
セロトニンは午前中に多く分泌されるので、朝日を浴びることで促進してあげると、だんだんと心を落ち着けてくれるでしょう。
また、目覚めた直後に朝日を浴びることで体内時計がリセットされます。セロトニンが正しく分泌されているほど、夕方以降にそれを材料として作りだされるメラトニンが眠気をもたらし、不安に陥りやすい夜間に夜更かしするのを防いでくれます。
2.一人になろう
たとえ気の置けない親友であったとしても、人は誰かと一緒では気疲れするものです。落ち込んでいて、周りに気を遣う余裕がない時は、一人でゆっくりと過ごしてみてください。
一人になると孤独を感じるから嫌だという人も、ぜひ試してみてほしいと思います。
部屋にいる場合は、膝を抱えるよりも、大の字になって寝転がってみましょう。
膝を抱える姿勢は呼吸を浅くし、不安感情を刺激しやすいのです。落ち込んだ時は、できるだけ俯いたり背中を丸めたりせず、解放的な姿勢をとってみてください。
あとは、誰にも気兼ねすることはない空間を、一人でじっくりと楽しんでみるだけです。
『誰にも気を遣わなくていい』という環境は、実はとっても贅沢なんだということを実感できるでしょう。
3.気ままに過ごそう
あえて何かをしようとしなくて構いません。思い立った時にやりたいことをやるくらいの気持ちでいて大丈夫です。
気分の落ち込みをコントロールしようとするほど、うまく出来ない自分により苛立ちを感じてしまい、無力な自分を強く印象付けてしまいます。
それよりも、何も考えず、何もせず、のんびりと過ごすことだけをしてみてください。
お腹が空いたら食べたいものを食べる。栄養やメニューにこだわりがなければ、食べたいと思ったもの何でもない構いません。一日くらい好きなものを食べたところで、栄養失調になるわけでもありません。食べたいと思ったものを好きに選びましょう。
なんだか眠いなと思ったら、お昼寝もいいでしょう。あまり寝過ぎると、不安感情を抱きやすい夜に眠れなくなってしまうので、30分程度がおすすめです。起きられる自信がなかったらタイマーをかけておくといいですよ。
誰にも指図されず、自分の気持ちに従って行動するのは頭の中を空っぽにできます。感情でいっぱいになっている時こそ、何も考えずにのんびり過ごしてみてください。
自分に無理をさせない
当たり前に健康でいられるのではなく、あなたが「健康でいよう」と過ごした結果、健康な体と心を維持できているのです。
だから、落ち込んだ時にまで無理して「元気にならないと」と思わないで。
辛い時は、辛いと言っていい。
悲しい時は、涙を流していい。
落ち込んだ時は、気持ちが穏やかになるまでゆっくりしていい。あなたの気持ちを無視するのも否定するのも、元気から遠ざかってしまいます。
自分に無理をさせすぎないで。
落ち込んだら、疲れたら、必要な分だけ休んで心身を癒してあげてください。
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