その『思考』が生き辛さの原因!考えを変えると人生は楽になる!

無意識のその『思考』が生き辛さの原因だとしたら、あなたは自分を変えようとしますか?
生き辛い思考のままでいるか、思考を変えて人生を楽にするか。決めるのはあなたです。

目次

 

思考の歪みが人生をハードモードにする!

歪みのイメージイラスト

あなたの思考によって、あなたの行動が決められ、その行動によって結果が生まれます。
その結果は、『あなたが望んだもの』になりましたか?

「人生うまくいかない」と思う人ほど、自分の思考によって人生がハードモードになってしまっています。そして、そのことに全く気が付いていません。気が付いていないから、「自分を変えれば良いんだ!」とは思い至らないのですよね。

生きているのが辛くなるほど、人生が困難なのであれば、その困難を生み出しているかもしれない原因を一つずつ調べていきませんか?
面倒でしょう。手間もかかるし、時間もかかります。けれど、それでも試してみた分だけ、今とは違う結果を生み出せるようになるかもしれないとしたら、あなたは行動してくれるでしょうか?

最初は、気になった情報をただ試してみるだけ。という気持ちで十分です。「結果を出そう」と躍起になる必要はありません。
ただ試して、それで何か変化になりそうな兆しが見つけられるかどうかを、行動して体験してみてほしいのです。

試してみて、それでわかることは幾つかあるかもしれませんし、無いかもしれません。何も無くても、あなたが行動できるという実績を残せたのなら、経験値を貯められたのなら、それで十分と思ってみませんか?

今回は、生き辛さの原因となる主な三つの思考の歪みをご紹介します。
それぞれ特徴的な思考ではありますが、自分自身にその思考が定着していることを自覚している人はほとんどいません。人から指摘されても、否定するほどに自覚はありません。

自分の思考を見つめ直す時、ぜひ自分自身を客観的に観察し、第三者の視点から捉えてみてください。そうした時に初めて、あなたは『自分の考え』の一端を知ることができるでしょう。

 

1.『苦労しないと幸せになれない』

欲しい物を得るには対価が必要であることを、小さい頃から身をもって経験しています。小さい頃、最も欲しいと願うのは、親からの愛情です。

自分を見ていてほしい。
抱きしめてほしい。
撫でてほしい。
大好きと言ってほしい。
笑ってほしい。
自分が自由に行動するのを認めてほしい。
自分の行動を受け入れてほしい。

ただただ親の意識を自分に集め、愛情とわかる親の行動を欲して行動しています。その結果、『親が喜ぶことをしなければ愛してもらえない』という体験を積み重ねてきた人は大勢いるのではないでしょうか。

その経験は、大人になってもなかなか抜け出せるものではありません。だからこそ、『幸せになる為には相応の苦労を経験してからでないといけない』と思い込む人は多いのです。
あなたも、そうではありませんか?

確かに、物を得るには対価が必要ですが、その対価が必ずしも『苦労』であるとは限りませんよ?なぜなら、それを苦労だと思わない方法で得られたなら、『楽しんで幸せを得られた』という感覚となるからです。

例えば、お金を稼ぐために働いていると、やりたくもない仕事に辟易して、毎日ストレスばかりですよね。そんな毎日のストレスの積み重ねがあるからこそ、生きていけるだけのお金がもらえると思い込んでいませんか?
誰でもそうやって『やりたくもない仕事をするからお金がもらえる』と思っていれば、それはあなたの思い込みです。

好きなことを仕事にすれば、苦労はあってもそれは成長する為の楽しい時間となります。確かに辛いことも大変なこともあるでしょうけれど、やりたくないことを無理矢理やらされている時間に比べれば、はるかに楽しいでしょう。

幸せに見合う苦労。本当にそれは必要ですか?

 

2.『個人の正義』で物事を判断

正義というものは、とても曖昧な概念です。国によって文化によって、そして人によって『正義』は全く違う形へと変貌し、多くの人が『自分の正義』が絶対であると信じています。
けれど、本当はそんな曖昧な概念が絶対であることがおかしいと思いませんか?

物事は、『見る視点』によって感じ方が大きく変化します。
例えば、電車の中ではしゃいで大声をあげている子供がいます。親は子供の言葉に反応せず、椅子に座って窓の外を眺めていました。その状況を見たあなたは、どう感じるでしょうか?

「公共の場で子供の行動を諌めない親は、悪だ」や「しつけされていない子供は電車に乗るべきではない」などの感想を得るでしょうか。
では、ここで親子の視点でこの出来事を見てみた場合、あなたの感想は変わるでしょうか?

入院している家族に、医者から余命宣告を受け、親子は共に大きなショックを受けていました。親はあまりの出来事に事実を受け入れられず、無意識に家路につきました。子供はまだ幼く、余命宣告の意味は理解できていませんでしたが、親の様子からただならぬ事が起きたと察知し、どうにか親を喜ばせようと声を張り上げていました。

さて、親子の視点から出来事を観察して、あなたの感想は変わりましたか?
『個人の正義』ほど、人を傷つけてしまうものはありません。人には人それぞれに事情があり、その事情は本人とその人の事情を知る人にしか理解されません。常に、行動に対する説明を周囲にするわけにもいかないですよね。

『個人の正義』で物事を判断し、善悪はどちらなのかを判断する姿勢でいれば、人との間に信頼関係は築けません。そして、正義を振りかざす人の末路は孤独です。

 

3.『自分だけが正しい』

世の中にはたくさんの人がいて、人の数だけ価値観が存在しています。物事を判断する基準となる価値観が違うと、それだけで衝突してしまうこともありますよね。
けれど、そんな時に「自分の意見だけが正しい」と思い込んでいると、対人関係がハードモードになります。

「自分が知っている常識が正しくて、他の人の常識はただのローカルルールでしかない」と、多くの人が無意識に思い込んでいます。
それは、実際に経験したという体験があることで、自分の中での思いが強固になるからです。価値観を育むのは、一度の経験ではありません。何度も何度も経験してきたからこそ、「これは間違いなくこういうものなんだ」と感じてしまうのです。

「自分だけが正しい」という人ばかりだったら、妥協点を探そうとする気持ちも生まれず、お互いにとってメリットのある第三の選択を考える道も失ってしまいます。

自分以外の全てを否定するということは、全ての人にケンカを売っているのも同じです。

 

『楽』への変化を受け入れよう

流木と海の写真

思考を変えるだけで、人生ハードモードが楽になれると言われても、大体の人は「そんな簡単にできるわけない」と、なぜか断言して受け入れません。
それはなぜか?

『自分の考えや経験で得た知識だけが正しい』と思い込んでいるからです。
まさに、人生をハードモードにする思考ですよね。
人の話を鵜呑みにするのは、確かに危険なこともあります。しかし、話を聞いて情報を精査して、自分に合うか合わないかを考えてみても良いのではないでしょうか?

何もかもを否定すれば、今の辛い状態からは逃れられません。
ある偉人の言葉では「同じことを繰り返しながら、違う結果を望むなんて狂っている」とあります。まさに、変化する方法を否定して、今と同じ状態であり続けながら「良くなりたい」と願うことは、おかしな話です。

今を変えなければ、未来は変わりません。
『自分』を変えなければ、『行動』とそれに繋がる『結果』も変わりません。
望む方へ進めるように、変わっていきましょう。

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