「どうして生きるのが苦しいのか?」心に詰まった原因とは?

心に詰まった原因を見つけて、あなたが「生きるのは辛い」と感じる部分を探してみましょう。
原因がわかると、それだけでも心はふっと軽くなりますよ。

目次

 

あなたが苦しいと感じる原因を考えてみよう

「なぜ?」タグの写真

「生きるのが辛い」
「生きていると苦しいことばかり起きる」
こんな風に感じて、生きることに希望を持てないと感じていませんか?

生きることが辛い、苦しいと感じるその原因は、あなたの心に詰まっているものにあるかもしれません。

人は、生まれた瞬間から命を存続させることを最優先に様々な情報を集め、経験を積んで、危険を事前に回避できるようになっていきます。
人から聞いた話、見た出来事、自分自身の体験によって様々な危険があることを知ると、それらを安全に避けられるようにと無意識に行動を起こすようになります。

命という大きな区分けで見てみれば、確かに危険を回避することで命は守られ、安全な場所にいることができますね。
しかし、その安全は必ずしも『心』にとって良い環境というわけではありません。

今回ご紹介するのは、生き辛さや苦しい状況に自分自身を追い詰めてしまう三つの原因です。
あなたには心当たりがあるものはありますか?

 

1.常識・思い込み・固定観念

「〜しなければならない」
「〜であるのが普通」
「ルールは絶対に守るべき」
このような強烈な思い込みや固定観念を持ち、自分が認識している常識が世界での常識であると信じきっている人は、ただ普通に生きているだけで周りの人との衝突が絶えず、生き辛さを感じやすいと言えます。

常識やルールというものの成り立ちを考えてみましょう。そうすると、自分がこれまでの人生で獲得してきた常識やルールが、絶対ではないことに気がつけます。
同じように、「〜しなければならない」といった思い込みや固定観念も、対人関係を困難にし、人生の選択肢をしばめてしまうだけなので、良いことは多くないでしょう。

自分の中にある思い込みや常識で、自分を追い詰めていませんか?
自分が苦しいと感じる部分には、このような思い込みが立ちはだかっていませんか?

 

2.幼少期の経験

幼少期の経験は、どれだけ大人になっても忘れることはほとんどありません。三つ子の魂百までの諺の通り、幼少期に感じた出来事は深く記憶に刻まれ、誤った刷り込みがあるとなかなか修正は難しいとされています。

例えば、親からの愛情をもらうことに一定の条件を満たさなければ愛してもらえないと学習してしまったなどの経験は、大人になってからも条件を満たし続けなければ愛をもらえないと無意識に思い込み、大切な人と一緒にいても気を遣いすぎて疲れてしまうことがあります。

また、「良い子だ」と言ってもらうことが『自分の存在を認めてもらう』ことだと学習した場合には、常に人の顔色を伺い、人にとって価値がある存在にならなければ、自分というそのものには何の価値もないと思ってしまうなども。

自分を無価値だと思いますか?
それは、自分が『誰の役にも立っていないから』ですか?

 

3.理想への執着

誰もが『理想の自分』や『なりたい自分』という姿を胸に秘めています。例えば、もっと身長が高ければ・低ければ、もっと顔立ちが良ければ、もっと頭が良ければなど。今の自分に足りないものが補われれば、きっと全てが思い通りになるという理想への執着は、幸せからもっとも遠ざかる思考です。

理想の自分になろうと頑張ることは悪いことではありません。生き辛さや息苦しさを感じる原因となるのは、その理想に執着しすぎてしまうことによって引き起こされます。

こうなりたいという思いから、人は自分を変えようと行動しますが、理想から1mmでもズレてしまったら失敗だと考えていたら、行動した結果の99%は不正解となってしまいますよね。それでは、生き辛さを感じずにはいられないでしょう。

これは思い込みや固定観念にも繋がる部分がありますね。「〜でないと意味がない」と強く思い込んでいれば、せっかく自分を変化させてきた努力も、理想にピッタリ当てはまらなければ全てが無駄だったと悲観してしまい、生きることを困難にさせます。

自分が生きる道を狭めていませんか?
自分が求めた通り、望んだ通りの結果にならないと、全てが無駄な努力だと思い込んでいませんか?

 

『生きる』を楽にできる

黄色の銀杏の写真

生き辛さも息苦しさも、自分の心が感じているものです。
自分の心の感じ方を変えれば、生き辛さや息苦しさを和らげることは、できると思いませんか?

人は生きています。
今、こうして時間の流れを感じて、人との関わり合いの中で感情を揺れ動かして、様々な出来事に触れています。
そんな『生きる』という行動を、自分自身の心の在り方ひとつで、辛くも楽にも変えられるのです。

楽をしませんか?
楽をすることが、悪いことではありませんよ。
無理に苦労を背負う必要なんてないのです。
楽をして、楽しい時間が増える方が良いに決まっています。

今の世界は、「どうしたら楽に安全でいられるか」を考えて行動を起こしてきた人類の結果です。
楽をしていきましょう。

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