生き辛さを感じる人生に、疲れていませんか?
人との衝突が絶えない、考え方が合わない人に合わせるのが疲れる、生きていても肩身が狭いなど、生きる辛さを楽にする極意をご紹介します。
目次
今の生き方や考え方では生きるのが辛い
生き辛さを感じる原因の多くは、何かに執着することによって引き起こされています。
例えば、結婚できないと人並みに幸せにはなれないだとか、正社員に就いていないと人として劣っているだとかです。
こうした固定観念や思い込みは、育った環境で長い年月をかけて培われ、実際に経験を積み重ねることで頑固に心にへばり付いてしまいます。
こうした固定観念や思い込みと、大人になってから自分で磨き上げた価値観にズレが生じると、「このままでは自分は幸せになれない」という不安を生み出してしまうのです。
けれど、現実に見えている部分では「それだけが幸せの形ではない」とも薄らと気付いていることが多く、どちらが正解なのか決めきれない自分にモヤモヤしたり、どの道を選べばいいのかわからなくなったりするなど、生き方に悩みを持ってしまうことも多いです。
生きるのは、辛いですか?
生きていると、苦しいことばかりが起きると感じますか?
その原因は、もしかしたらあなたのこれまでの人生で経験してきた出来事に縛られているからかもしれません。
辛くて苦しい思いをする出来事も、今は過去のもの。今のあなたを縛る力はないはずです。
過去の出来事から、解放されてみませんか?
もしかしたら、今よりも生きやすくなるかもしれませんし、もっと楽しみを見つけられるかもしれません。
今を良くするために、考え方を変える練習をしてみてください。
1.「〜とも考えられるかもしれない?」
長くひとつの考えに囚われていると、他の考え方を受け入れることが困難になります。なぜなら、それまでの人生を否定される可能性があると思ってしまうからです。
しかし、本当はそうではありませんよね。
今までとは違う考え方をあなたがしても、今まではそれで良かったけれど、もっと良い方法が見つかっただけなのですから。
辛い出来事や苦しい思いをする出来事に遭遇したら、「〜とも考えられるかもしれない?」と、自分の考えの幅を少しだけ広げてみてください。今持っている自分の視点から、一歩ズレて考えてみたり、真逆の考えをしてみたり。
新しい視点は、あなたの生き方の幅をもっと広げてくれるかもしれません。必要がなければ、その時は「こういう見方もあったけれど、私には必要なかった」という経験になります。考えてみるだけ損はありませんよ。
2.受け止めきれない時は中断しよう
別の視点で物事を捉えようとすると、自分の立場を悪者のように見えてしまう視点ももちろんあります。そんな視点で物事を捉えるのは、ちょっと嫌な気持ちになりますよね。そんな時は、無理をして考え続けずに、休憩を挟んでください。
心に負担となる行為を続けるのは、良くありません。心はストレスに抵抗することはできますが、長期間のストレスや受け止めきれない強いストレスには抵抗することもできません。
無理をしても、良いことはないのです。『自分』という存在ひとつを変えようというのですから、ゆっくりいきましょう。
受け止めきれない気持ちが溢れてきたら、その時は潔く中断してください。
数分の休憩でもいいですし、数日はそのことを考えるのをやめても構いません。時間を置いて、向き合える時に向き合ってください。そうでなければ、ストレスがかかりすぎて心が壊れてしまいかねません。
ただ、ゆっくりとでいいので、考えることをやめないでください。
少しずつ、受け入れられるペースでゆっくりと考えていきましょう。
3.『急激な変化』を期待しない
物語では、主人公は過酷な修行を経て、次の瞬間には大きな成長を遂げているシーンがありますよね。演出上、頑張っているワンシーンを切り取って貼り付けて見せていますが、そこには何年もかかっているとちゃんと書き加えられているはずです。
急激な変化は、受け入れられるものではないし、無理に受け入れようとしなくてもいいのです。
物語のような急激な変化を期待してしまうと、実践してみたたった一度の行動の結果が全てとなってしまいます。そこで失敗すると、人生の全てが終わってしまったかのように思い込んでしまうことこそ、人生の終わりです。
自分で自分の道を閉ざしてしまえば、未来に希望を抱くこともできなくなってしまいます。
人は何度も失敗して失敗して、やっと成功します。その成功もなんとかギリギリということがほとんどでしょう。
けれど、それで十分ではありませんか?
人生に一度や二度くらい、絵に描いたような計画通りの成功を収めることがあるでしょう。しかし、毎回そんなにうまくいくことはありません。人生は物語のように不都合な部分を飛ばしてはくれないのですから。
楽に生きよう
生き辛さの原因は、自分の考え方の偏りや執着です。幸せの形がたったひとつしかないと決めつけていれば、その形に当てはまらない自分自身は、常に不幸の中にいると勘違いしてしまうでしょう。たとえ、どれだけ恵まれた環境にいたとしても。
楽に生きるには、物事への執着を減らし、柔軟に考えられる思考の幅を持つことです。
「〜でなければならない」ではなく「〜とも考えられる」と物事を様々な視点から捉えることができると、生き辛さを軽減することができますよ。
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