何かに挑戦しようとすると、失敗のイメージが頭をよぎってばかりいませんか?そして、その失敗が怖くて挑戦すること自体を諦めてしまっていませんか?
それは、挑戦するためのハードルを上げすぎているからです。
目次
失敗するイメージが強い?『挑戦』できない人の心理
新しいことや慣れていないことなど、今の自分には難しいと感じることに挑戦しようとしても、なかなか踏み出せなかった経験はありませんか?
何かに挑戦する行為が難しいと感じる人の多くは、失敗してしまうイメージを強く持っています。まだ何も始まっていないのに、失敗ばかりをイメージしてしまっては怖くて踏み出せませんよね。
成功するのも失敗するのも、やってみなければわからないのに、どうして失敗ばかりをイメージしてしまうのだと思いますか?
それは、失敗したことで『自分が無価値』だと認識するのが怖いからです。もっと言うと、『無価値な自分では人に受け入れてもらえなくなってしまう』と思っているから、挑戦して失敗という結果を出す確率が少しでもあると、踏み出せないのです。
けれど、その人に何が出来るか出来ないかで、あなたは人の価値を判断していますか?
人の価値は、何が出来るかで決まるものではありませんよね。
もし、あなたの価値を、あなたに何が出来るのかで測る人がいるならば、その人から認められるということは利用されるということです。そのような関係性は、あなたに利用価値がなくなった瞬間に一方的に断たれてしまうでしょう。
そして、そんな人との関係を持ち続けていると、あなたの心はすり減ってしまいます。
人の価値は、出来るものの多さでは決まりません。
存在の価値は、『生きている』ことで全てです。生きているだけで、凄いのです。
挑戦がない人生は、もっと成長したいという人の本能を抑え込んでしまうため、息苦しさや生き辛さを感じるでしょう。
あなたの中で歪んでしまった価値観を、上書きしませんか?
1.挑戦した自分を褒めよう
挑戦しても、最初の一回目で成功することがあれば、それは相当凄いことだと自分を褒めてあげましょう。
失敗したとしても当然のことと受け止め、踏み出す恐怖を乗り越えて挑戦した自分を褒めてあげましょう。
初めてのことや慣れないことに挑戦して、失敗するのは当たり前の結果ではありませんか?
経験がないのですから、うまく出来る方が奇跡です。
ならば、失敗することなんて何ら問題ではありませんよね。
それよりも、足が震え、手が冷えて、ガチガチに緊張しながらも挑戦した自分は、凄いと思いませんか?
恐怖に立ち向かう勇気は、簡単に出せるものではありません。その恐怖を乗り越えて、挑戦したのですから凄いことです。
結果の成否にこだわるよりも、もっと踏み出した自分を認めましょう。褒めてあげましょう。
2.過程を重視しよう
物事の結果は、ただの事実です。自分の行動によって、どういう結末を迎えたのか。ただそれだけです。
重要なのは、自分がどういう行動をしたかという過程の方です。
例えば、試験勉強であれば、一日に何時間も集中して頑張ってきたことや、勉強に集中するために集中しやすい環境を整えたり体調管理をいつもより気を配ったり、たくさんのことを頑張ってきたでしょう。
その頑張ってきた過程を、よく振り返ってみてください。
そこには改善すべき点や、次に成功に繋がるべき改良点などたくさんありますが、それよりもまずは、頑張ってきた自分を認めてあげてください。
挑戦は一度きりではありません。何度だって挑戦することはできます。
次にまた頑張るためにも、頑張ってきた自分を認めることは大切です。
3.人から必要とされることと自分の価値は別物
出来ない自分は、人から見たら価値のない存在なのではないか。そう思ってしまう恐怖は、誰の心の中にも潜んでいます。
けれど、人の価値は何が出来るかではありません。
人から必要とされる存在理由を探すために、自分に何が出来るかを考えることは、自分の価値を能力によって判断されている状態です。
それでは、その能力が失われたり低下したりした場合には、自分の価値も下がってしまうことになりますね。その価値はとても不安定で、いつ捨てられてしまうのかと気が気ではないでしょう。
現実に、能力の有無や出来るレベルの高さによって、人から必要とされる場面はあります。職場などでは特に能力の高さが重視されますね。
けれど、それと自分の存在価値は別物です。決して同じものではありません。
人の価値は、ただ生きているだけで十分素晴らしい価値があるのです。
ただ、そうだと知っている人が少ないだけ。
あなたの価値は、生まれた瞬間から何も変わらず持ち続けていますよ。
その価値に、どうか気が付いてください。
『挑戦』は『可能性』
何かに挑戦することは、自分の可能性を広げることに繋がります。
出来なかったことが出来るようになると、新しい世界がどんどん広がっていくでしょう。けれど、何でも出来る人はいませんよね。どこかで壁にぶつかり、出来ないこともあると経験する日はやってきます。
その時に、失敗しても良いんだと、結果よりも頑張ってきた過程を認め、挑戦した自分を褒めてあげてください。
何が出来ないかよりも、自分には何が出来るのかを考える方が、心は楽になります。そして、出来ることを考え続けた先には、新たな可能性を見出すかもしれません。
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