失敗を引きずらない！短時間で気持ちを切り替えるリフレッシュ方法！

2022/11/25

嫌な気持ちいなった時、スイッチをオンオフするように気持ちを切り替えるのは難しいものですが、気持ちを切り替えやすくする方法はあります。
科学的根拠に基づいた三つのリフレッシュ方法を試してみませんか？

嫌な気持ちを引きずらないための短時間リフレッシュ方法

嫌なことがあったり、失敗したりした時、気持ちはすぐには切り替えられないという人もいますよね。そんな時、あなたはどうやって気持ちを切り替えていますか？

スイッチをオンオフするように気持ちも切り替わればいいのですが、実際には気持ちを切り替えるスイッチなんてないし、気持ちを切り替えようと考えれば考えるほど、余計にひどくなってしまうこともあります。
気持ちを切り替えた方が良いとわかっているのに、それが簡単ではないから苦しいのですよね。

今回は、科学的根拠に基づいた気持ちの切り替え方法から、短時間で効果のあるものを選りすぐってご紹介します。
難しい方法ではないし、入手困難な道具もありません。嫌な気持ちを引きずらないための一つの方法として、試してみてください。

１．深呼吸をする

不安やイライラ、モヤモヤしている気持ちの時は、いつの間にか浅い呼吸を繰り返しています。その状態のままでは脳に酸素が行き渡りにくくなり、リフレッシュもままなりません。
そこで、意識して呼吸を深めましょう。

深呼吸は、全身に酸素を行き渡らせるだけでなく、感情も落ち着かせる効果があることがわかっています。嫌な気持ちから切り替えるには、深呼吸を繰り返して気持ちを落ち着かせてみてください。

できるだけ静かな場所が望ましいです。騒がしくなく、声をかけられない場所でゆっくりと深く呼吸をします。
体の中にある息を吐き切るように、ゆっくりと息を吐き出します。
背筋を伸ばして外の新鮮な空気を体中に取り入れるように、肺を膨らませます。
鼻から肺へ、肺から血液に乗って全身へと空気が巡っていくイメージで。指先まで届くように深く呼吸します。

気持ちが落ち着くまで繰り返して構いませんが、時間がない場合には1分間だけなど短い時間でも効果はあります。ぜひ試してみてください。

２．香りを嗅ぐ

嗅覚は、五感の中でも感情にダイレクトに影響を与えます。また、自律神経や免疫機能などにも影響を与えることがわかっており、気持ちを切り替えるには最適の方法です。

基本的には好きな香りで構いません。花や木の香りなど、好きな香りをボトルなどに入れて持ち歩き、気持ちを切り替えたい時に香りを楽しみましょう。ハンカチなどに染み込ませておくのもおすすめです。

効能から選ぶ場合には、その場に適したものを選んでみてください。
不安な気持ちを鎮めたい時には、オレンジやマンダリン。
イライラを鎮めたい時には、ラベンダーやベルガモット。
冷静になりたい時には、ヒノキやサンダルウッド。

その他にも、気持ちを前向きにするレモングラスや集中力を高めるローズマリーなど様々な効能があります。いくつか揃えておくと便利です。

３．チョコを食べる

ひと息つきたい時のちょっとしたお菓子、頑張ったご褒美のお菓子としてチョコレートは親しまれていますね。そんなチョコレートは、実は気持ちを切り替える時にも適しています。

実は、チョコレートの中でも高カカオとされるチョコレートを適量食べると、ストレスが和らぐという研究結果がわかっています。

この研究は、お菓子の有名メーカーである明治と愛知学院大学で行われた共同研究です。
高カカオチョコレートを1ヶ月間に一定量を摂取した人の経過を観察したところ、抑うつ症状と関係のある「脳由来神経栄養因子（BDNF ）」が上昇しました。
脳由来神経栄養因子（BDNF ）は、抑うつ症状の強い患者さんほど濃度が低いことがわかっており、濃度を高めることで抑うつ症状の緩和に繋がると考えられています。

嫌なことがあったら、高カカオチョコレートで気持ちを切り替えてみるのも、いいかもしれませんね。