『自分にとっての幸せ』とは?一般論ではない『自分の幸せ』を考えてみよう

自分にとっての『幸せ』とは何か?
一般的な『定型の幸せ』や人と比較した『優位性』ではない、本当の幸せを見直してみませんか?

目次

 

無いものねだりは不幸へ一直線

コスモスの写真

お金があること、有名になること、人から羨ましがられる生活を送ること、顔立ちやスタイルが良いこと。人の幸せとは、『誰かよりも優位であること』だと思い込んでいませんか?

一般的に思い描かれる幸せの形には、上記のような内容が多く含まれるのではないでしょうか。そして、それらは必ず比較する『他者』がいて、他者よりも自分が優位であることを証明してこそ幸せだと語っているかのようです。
しかし、誰もが羨むであろう理想の幸せの形を持っていると言っても、必ずしも幸せかというわけではないようですよ。

例えば、絶世の美女と称されたマリリン・モンロー。男女誰から見ても美しい顔立ちをしており、スタイルの良さは語るまでもないほどです。ハリウッドを代表する女優としての名声を手に入れ、結婚もしました。
けれど、後年になるとアルコールに依存し、不眠症なども訴えるようになり、最終的には薬物中毒症状によって亡くなりました。

美貌、名声、資産、配偶者。公私共に全てを手に入れていたかのように見える彼女は、幸せだったでしょうか?

周りから見れば恵まれた環境であっても、本人にとっての『幸せ』でなければ、不幸であるのと変わりありません。
お金があれば幸せになれる。見た目が良ければ幸せになれる。独特な発想で成功すれば幸せになれる。そんな定型の幸せを追い求めていませんか?それは、周りから影響されて夢見た幻想ではありませんか?
はたまた、『誰かと比べて自分の方が優位だから』という思い込みから、それが幸せなのだと思い違いしていませんか?

自分の幸せを考えてみましょう。
何が幸せか、何に幸せを感じるのかを。

 

1.『幸せ』を人と比較しない

自分と誰かを比較していると、幸せにはなれません。なぜなら、その場では自分の方が優位だったとしても、その立場から追い落とされるかもしれない不安が付きまとうからです。
安心のない幸せは、一時的な快楽でしかありません。

あの人よりも先に結婚した。
あの人には恋人がいないけれど、自分には恋人がいる。
ランチメニューで周りよりも高いメニューを食べた。
有名なブランド品を持っている。

人と比較して、自分が優位でなければ感じられない『幸せ』は、本当の幸せとは言えません。比較を続ける限り、周りを敵視してしまうし、自分以外の人を受け入れる余裕もなくなります。
周りに心を開ける人が誰もいない環境は、果たして『幸せ』でしょうか?

 

2.視点を変える

人は、物事を『自分』という視点から見極め、判断しています。自分視点からの判断は、これまでの経験や価値観などの基準を物差しにして測られ、自分にとっての良し悪しを決めます。
時にこの自分視点は厄介で、一度こうと思い込むとなかなか変えられないのです。

例えば、「お金がないから幸せにはなれない」や「自分はネガティブ思考だから不幸になりやすい」など、不足している部分や良くない部分を捉えては、それを不幸の種にしてしまいます。

しかし、幸せとは、物に満たされることではありません。
確かに、生命の安全を考えるならば、食べるに困らない環境にいることは重要で、そのために困らないだけの物資がいつでも手に入れられる状況は欠かせません。

ただ、それは衣食住が安定して得られない遥か昔。衣食住が満たされている現代では、すでに幸せな環境にあると思いませんか?

不足しているのは、物質でしょうか?
良くない部分と捉えているものは、欠点なのでしょうか?
視点を変えてみると、違う答えが見つかります。

 

3.『今の自分』の感情・感覚と向き合う

自分自身が現状に対してどのように感じているか、どのような感情を抱いているか。頭の中で考えるだけでは、理解度は浅い状態です。
自分のことなのだから、改めて考えなくてもわかっているはずと思われる人もいますが、意外と自分自身がどう感じたのか、本音の部分まで理解するのは難しいのです。

人は常に、『誰かに見せても良い自分』を演じています。演じる時間は一日のほとんどの時間です。となれば、その演じた自分を『本来の自分』を思い込むには十分ではないでしょうか?

人に見せてはいけないと思っている本音、人とはズレが生じた価値観。周りから嫌われないようにと自分を隠し続けていれば、本来の自分自身の感情を見失うのは容易いことです。

幸せを見つけたくなったら、今の自分は何が嬉しいと感じるのか、何を嫌だと感じるのか。感覚や感情をその都度改めて見直してみてください。
『人に見せてもおかしくない自分』の仮面を外した『本当の自分自身の心』は、何を幸せだと感じ取るでしょうか?

 

人は幸せになれる

桜の写真

誰かと比べても幸せにはなれません。誰かが求める幸せを追い求めても、幸せにはなれません。
あなたが幸せになるには、『自分が何を幸せと感じるか』を知らなければ、心が満たされることはないのです。

人と比較した優劣ではなく、定型の幸せではなく、あなたが本当に求める『幸せ』を見直してみてください。

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