「幸せはどこにある?」と、はるか遠くを探していませんか?または、「〜がなければ幸せになれない!」と思い込んでいませんか?
誰もが見落とす身近なところに、幸せは溢れています。
目次
幸せを与えてくれる誰か・何かを探していない?
「幸せになりたい」と常々口に出していませんか?
人は誰しも幸せになることを願って生きています。幸せになれる未来があるという希望が、人を生かしているのかもしれませんね。
しかし、「幸せになりたい」と言うほどに幸せから遠ざかっていることを知っている人は未だ少ないようです。
まずは、発している言葉に着目してみましょう。
「幸せになりたい」の「なりたい」は、未来への希望を表しています。明るい未来への希望を抱いているかのように思える言葉ですが、つまりは『現在は全く幸せではない』ことを無意識に自分に突きつけているのと同じ意味だとすると、感じ方が変わりませんか?
口癖のようにこの言葉を呟いていると、未来でも延々とその先の未来に希望を託すような生き方になってしまいかねません。言葉は自分に向けた暗示にもなるのです。迂闊に自分を否定したり、自分の人生を狭めたりする言葉は使わないほうが良いでしょう。
次は、どうしたら幸せだと認識することができるのかという、達成条件について着目してみましょう。
使いきれないほどのお金があったら、誰もが振り向く美貌があったら。それはまるで白馬に乗った王子様を待つお姫様の心境ではないでしょうか?
幸せになるために、自分から行動するのではなく、今の自分に神の恵みさえ降り注げば幸せになれると考えていたら、いつまでも幸せにはなれません。
本当はもっと身近に、もっと当たり前の日常に幸せはたくさん溢れているのに、「幸せになりたい」と口にする人には見えていないのです。
今回は、その溢れんばかりの幸せの見つけ方をご紹介します。
1.その日一日の感謝した出来事を思い返す
この方法は、夜や寝る前に行うのがおすすめです。
その日一日に起きた出来事の中から、『感謝した出来事を思い返しましょう』。
美味しいご飯が食べられた。
一緒にご飯を食べて「美味しい」と言い合える人がいる。
苦しい気持ちをただ聞いてくれた。
このような何気ない日常の出来事を思い返してみると、「幸せではない」と言っていた自分がどれだけ恵まれているかに気付けます。つまり、今目の前にある幸せに気が付けるようになるのです。
また、寝る直前に心温まる出来事を思い返すと、睡眠の質が良くなり、翌日の心の状態も安定したスタートを切ることができます。ぜひ試してみてくださいね。
2.「ありがとう」と口に出す
誰かに何かをしてもらったら、「ありがとう」と感謝を言葉にしますよね。そうすると、当たり前と思っていたことが『感謝したい出来事』に変化します。
飲食店で、店員さんが接客してくれるのは当たり前ですか?いいえ、当たり前ではありませんよね。確かに賃金を受け取った労働ではありますが、気持ち良い接客をしてくれるのは店員さんの気遣いです。
その気遣いに「ありがとう」と感謝を示すのは、素敵な行動ではありませんか?
「ありがとう」と口に出して言ってみてください。照れ臭い、恥ずかしいなんて思わずに、思い切って親切にしてくれた誰かに「ありがとう」と伝えてみましょう。
そうすると、感謝は人を伝って広がっていきます。自分に負担がかからない、ほんの些細な行動で誰かが喜んでくれるなんて、素敵ですよね。それで感謝されたら、もっと誰かのために役に立ちたいと思うでしょう。その連鎖は、幸せの連鎖となって世の中に広がれば、あなたの周りはもっともっと幸せでいっぱいになります。
感謝は、心をほっと安定させてくれるだけでなく、原動力ともなってくれる力強い味方です。感謝の連鎖を繋いで、あなたの周りに幸せの連鎖を巻き起こしてみませんか?
感謝が身近になると幸福度は高まる
感謝することが増えると、自分がどれだけ素晴らしい人・環境に恵まれているかを認識するには十分です。自分の周りにある感謝を数えていけば、自然と幸福度は高まります。
今日から、感謝した出来事を思い返してみましょう。そして、次の日から感謝を人に伝える言葉、心の中に用意しておきましょう。
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