怒りは不満をそのまま相手にぶつけていませんか?「相手が〜をしたから」は言い訳です。怒りや不満を作り出しているのは、あなた自身なのです。
対人関係に亀裂を入れる『第二感情』をやめて、素直な気持ちを相手に伝えてみませんか?
目次
怒り・不満は『第二感情』

待ち合わせをしていた相手が時間に遅れた。
お願いしていた事をやってくれなかった。
このような時に、あなたは相手にどのような感情を表現していますか?
ほとんどの人は、約束を破った相手に怒りや不満をぶつけて、相手の悪いところを挙げていくのではないでしょうか。しかし、その感情表現では相手との関係にヒビを入れるどころか、深い深い溝を掘り進めているようなものです。
どうして怒りや不満を表現すると、対人関係が悪くなってしまうのだと思いますか?
怒りや不満は、心理学では『第二感情』と呼ばれています。元になる感情から作り出された別の感情という意味です。
つまり、怒りや不満は何らかの出来事に対して、自分自身が作り出した感情ということになります。勝手に作り上げた感情をぶつけられたら、相手も堪ったものではありませんよね。関係が悪くなってしまうのも、当然と言えるでしょう。
では、第二感情を作り出す元となっている感情を表現するようにしたら、どうなると思いますか?
例えば、待ち合わせに遅れた例で考えてみましょう。
約束の時間に相手が遅れてやってきました。
あなたの胸中は、爆発しそうな怒りでいっぱいになっています。相手が笑いながら駆け寄ってくる様子を見て、「どうやって怒ってやったら効果的か?」なんて考えてもいるでしょう。
このまま怒りをぶつけてしまえば、自ら作り出した第二感情を表現するせいで、相手との関係が悪くなってしまいますね。
第一感情を表現しようにも、第二感情が前面に出過ぎてしまって本来の感情がどんなだったか、すぐには思い出せないこともあります。
そんな時は、次の三つのステップに沿って感情表現をしましょう。
1.怒りを表現する前に1分間待ってみる
怒りや不満といった第二感情をそのまま表現しては、対人関係に良くないだけでなく、自分が本当に言いたかったことが全く伝えられていません。それでは同じことが何度も起きる可能性が高くなり、相手との関係はますます悪くなる一方です。
自分が怒っている・不満を持っていると感じ、その感情に手がつけられそうにないと思ったら、まずは感情表現することを止めましょう。
とりあえず、1分間はそのまま深呼吸をして、相手とのコミュニケーションを中断します。
誤って第二感情をぶつけてしまっては、本当に伝えたいことを言ったとしても、『相手に怒りをぶつけた』事実は消えません。相手との間に溝ができてしまってからでは遅いのです。
2.「本当に言いたいことは?」と自分に問いかけてみる
深呼吸をして、爆発しそうな第二感情が少し収まってきたところで、自分自身に問いかけてみましょう。
「本当に言いたいことは何?」
第二感情の根本には、第一感情があります。その感情を表現する方法として怒りや不満といった第二感情を作り出しているのです。
そう、本当に伝えたいことは「私は怒っている」でも「私はあなたに不満がある」でもないはずです。本当の気持ちは、何を伝えたがっているのかを探してください。
冷静になると、出来事の状況や相手に求めていた気持ちや期待などを考える余裕が生まれます。
焦らずにゆっくり自分の心を見つめてください。きっと見つかります。
3.第一感情を表現する
第一感情を見つけたら、あとはそれをそのまま相手に伝えるだけです。
しかし、ここで立ちはだかる難関があります。
人によっては素直に感情表現することに抵抗がない人もいますが、気持ちに素直になるのが照れ臭いと感じる人もいますね。そういう人は、つい照れ隠しで言い方がキツくなったり、やっぱり第二感情に頼ってしまったり、接し方を間違えてしまいます。
第一感情を見つけたのなら、そのまま素直に伝えましょう。一時の照れ臭さなど、伝えてしまえばなんてことはありません。
それよりも、照れ臭いからといって伝わりにくい方法で感情表現する方が、相手との関係を悪くさせてしまいます。そんなことは望んではいませんよね。
待ち合わせのケースでは、こんな第一感情があるかもしれません。
「約束の時間になっても姿が見えないし、連絡もないから心配した。何かあったかと思って怖かった」
素直に言えると、相手にもストレートに伝わります。本当に伝えたい第一感情を表現できるようになりましょう。
偽りのない気持ちを伝えよう

気持ちを偽るのは簡単です。照れ隠しがまさにその代表的な例でしょう。何となく恥ずかしいからと感情表現を誤れば、相手に正しく伝わりません。歪んでしまった感情が相手にどんな風に捉えられるかを考えてみれば、素直に伝えた方が良いことがわかるでしょう。
偽りのない気持ちを相手に伝えましょう。
あなたが時間を割いてまで一緒にいる相手です。きっと大切な人なのではないでしょうか。
大切な人ならば尚更、心にある本当の気持ちを伝えたいですね。
SNSやってます!
ほぼ毎日更新のSNSアカウントです。心を軽くする情報などをお届けしていますので、よろしければフォローをお願いします!