カウンセリング、メンタルケアの目的は『これからを自分らしく生きる』こと

今回は心理カウンセラーとして、カウンセリングや様々なメンタルケアを一つの技術として扱う危険性についてお話ししたいと思います。

目次

心のケアを行う目的とは?

オフィス内のAI写真

傷ついたり疲れたりした心をケアする、自分らしく生きるために自分を知る、前に進むために自分を深く理解する。カウンセリングやメンタルケアは、こうした目的を達成するための手段として行われますが、手段そのものが目的となってしまっていませんか?

「〜をしたから大丈夫」と考えていては対処療法でしかありません。
対処療法とは、問題の原因に対して解決を図るのではなく、問題によって引き起こされた症状を解決する方法です。一見すれば、起きている症状が解消されているため、問題解決に見えなくもないのですが、実際には原因は放置されたままです。このままの状態でいては、決して良い未来には繋がらないでしょう。

どのカウンセリングでもメンタルケアでも自己啓発でも、最終的な目的は『これからの人生を自分らしく生きる』ことです。
自分を心の奥底の安全圏に閉じ込めている原因・思考を知り、そこからどうしたら脱却できるかを考え、心を囲んでいた壁を少しずつ崩していきます。そうしてやっと、外の世界へと踏み出せます。

しかし、最近は「現状を良くする簡単なスキルが欲しい!」という方が増えているように思えます。

自分の現状をより良くしようとする思いは大切です。人を動かすのは欲ですから、欲がある状態は悪いことではありません。
ただし、とにかく簡単な方法や技術的な問題での解決を図ろうとするのは、本当の意味で心も自分も救いはしません。結果的に自分をさらに追い詰めてしまうこともあるでしょう。

心のケアは、一見するととても常識的なことを言い、当たり前のことを当たり前に行うようにと伝えているだけに聞こえるでしょう。だからこそ、その技術を取り入れれば、誰でも簡単に呪縛から解き放たれて、自分らしさを取り戻せると思い込んでしまう危険をはらんでいます。

けれど、全てのメンタルケアやカウンセリングは、目の前の出来事だけに着目していません。
なぜなら、目の前の出来事(問題・課題)は、過去の出来事が自分に影響を与え、その思考と行動の結果に引き起こされているからです。解決すべきは心の中にこそあります。

心のケアを行う本来の目的は、心の中に自ら隠してきた問題や悩みの種を見つけ、根本から解決を図り、自分らしく生きられるように、生き辛さを和らげられるようにすることです。

技術にだけ囚われないでください。
「〜すれば良い」という方法は、根本からの解決を図る方法ではありません。根本は心の奥底に隠れているからこそ、解決には時間がかかります。それを面倒とは思わないでください。

これから先の何年、何十年もの長い時間を生き辛いまま生きるのと、今じっくりと時間をかけて心の奥底にある問題を解決し、新たな自分となって自由に生きられるのと、どちらが良いですか?

『これからをどう生きたいか』考えてみよう

階段の写真

不安も辛さも苦しみも一切ない人生はありません。たくさんの人と関わり合って生きている世の中だから、どこかに無理が生じてしまうのは当然です。
しかし、そんな世の中であっても自分らしく生きられる場所は必ずあります。

一緒にいたいのは誰?
どういう形で社会と関わりたい?
自分らしさとは?
やりたいこととは?

生きやすさは、自分の心が決めています。
心が思うままに選んでみてください。それで時には「間違えた!」と感じることもあるでしょう。失敗も成功も繰り返して、少しずつ自分を知っていってください。

流れるままに生きるのではなく、自分が生きたい方向に向かって生きてみませんか?

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