日頃のケアだけでは心がスッキリしない人は、最上級の爽快感が味わえるケアを試してみませんか?
目次
『泣く』と気持ちが落ち着くのはナゼ?
『泣く』という行為に対して、ネガティブなイメージを持っている人もいますよね。けれど、泣いた後は心がスッキリして、そのままよく眠れたという経験をした人は多いでしょう。
なぜなら、『泣く』ことで心を落ち着けて、ストレスを解消する効果があるからです。
主なメリットは、二つあります。
一つは、副交感神経が優位になり、心身の緊張をほぐしてリラックス効果が得られます。もう一つのメリットは、抑圧してきた気持ちを行動によって表現することで、溜め込んだ気持ちを吐き出せることです。
普段の心のケアでは得にくいレベルのリラックスやストレス解消を得るなら、『泣く』行為が最もおすすめです。
ただし、どのような状況で『泣いて』も良いのかというと、そうではありません。
ストレス解消やリラックス効果を最も得やすい『泣く』行為は、『感動によって泣く』ことです。
日頃のケアでは解消しきれないモヤモヤした気持ちを、たまには思いっきり泣いてスッキリさせてみませんか?
1.感動する物語を用意する
映画、小説、アニメなど物語に制限はありません。好みの物語から感動を得ましょう。
ただし、完結するまで二、三日かかるような大長編は避けた方がいいですよ。その日のうちに感動できなくなってしまいますから。
映画や小説ではあまり感動した経験はないという人は、絵本をおすすめします。
絵本は子供向けの書籍ではありますが、ストーリーはとてもシンプルで、その分まっすぐ心に刺さってきます。
また、映像と音楽がセットになっていると、より感動を得やすくなります。ストーリー性のある音楽や、楽曲の歌詞を彷彿とさせる映像なども感動を得やすいでしょう。
2.泣けない時は体の緊張をほぐしてから
感動できると思って観た映画でも、思ったよりも泣けなかった・感情が昂らなかったという場合は、心身が未だ強い緊張状態にあるのかもしれません。
緊張が強いと交感神経が優位となっているため、なかなかスイッチが切り替わりにくいので、リラックスするのは難しくなります。
そんな時は、最初に体の緊張をほぐしてみてください。
ストレッチや入浴をしたり、そこにアロマオイルを加えてみたり。自然の多い場所に散歩に出かけて、少しぼんやりするのも緊張をほぐせます。
体の緊張がほぐれると、物語に集中できてリラックス効果を得やすくなるでしょう。
3.余韻に浸ろう
泣いた後は、心が涙で洗い流されて、とてもスッキリしています。そんな時に、更なるストレスを浴びてしまうのはもったいないです。ほぼ完璧にリセットされた精神状態でいられる時間は、そんなに長くはありません。
この心の状態のまま、物語やフラットになった心の余韻に浸ってください。
ただひたすらぼんやりします。
ただそれだけです。
それだけなのに、どこか心地よいと感じられてくるのが徐々にわかります。まるで自分の体が内側から蘇っているかのような感覚を味わえるかもしれませんね。
できれば、そのまま一日を終えてぐっすり眠ってみてください。いつもより深く眠れるはずです。
そのためには、泣いてスッキリすると決めた日の朝から翌朝まで、誰にも邪魔されない空間をあらかじめ用意しておきましょう。
『泣いて』スッキリしよう
大人になってから、最後に『泣いた』のはいつですか?
人は、思っている以上に我慢強い生き物です。特にネガティブなイメージを持つ行動は、よく我慢していることが多いですよ。
一見ネガティブに思える行動でも、その行動の仕組みを理解すれば、自分に必要な効果が得られます。『泣く』行為はその一つです。
思いっきり泣いて、心に溜まった気持ちを上手に吐き出しましょう。
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