人に感謝の気持ちを表す時には、感謝を言葉にして伝えます。
けれど、その言葉だけでは伝わらない場合があることを知っていますか?
感謝を正しく伝える為に、プラスのひと言を添えてみませんか?
目次
「ありがとう」だけでは伝わらない気持ち
心の中に生まれた気持ちを、相手にうまく伝えようとするものの、同じ言語を利用しても100%伝えきるのは、とても難しいですね。
気持ちや言葉の感じ方は人それぞれ。その個性の差が、言葉では埋められない溝を生み出しています。
誰かがあなたに何かをしてくれた時、あなたが誰かに何かをしてあげた時、すぐに「ありがとう」とだけ伝えたら、生まれた感謝の気持ちは100%伝わるでしょうか?
言葉はお互いを理解するのに必要なツールではありますが、万能ではありません。同じ言語を話す者同士であっても、考え方、言い方、タイミングなどの違いから、誤解を生んでしまうことも少なくはないのです。
たとえ、心から感謝を伝えようとしたひと言だったとしても、タイミングや言い方の違いで、相手にはそれが伝わらないなんて、とても悲しいですよね。
「ありがとう」にひと言添える
感謝の気持ちこそ、間違いなく相手に伝わってほしいもの。
100%ではないけれど、それに近いくらいには伝える術があります。
それは、ひと言を添えることです。
感謝の気持ちを表す「ありがとう」という言葉に、ひと言を添えてみると、どう感じ方が変わるのか、その違いを想像してみてください。
例えば、あなたが掃除をしてくれた事に気付いた人が、あなたに「ありがとう」と言ってくれました。
その時、あなたはどう感じましたか?
感謝にひと言添えた場合ではどうでしょうか。
掃除をしてくれたことに気付いた人が、あなたに「すごく綺麗になってる。いつも掃除をしてくれて、ありがとう」と言ってくれました。
「ありがとう」という言葉だけの時と、どう違いましたか?
感謝すること、それを示すことは大切です。けれど、相手にちゃんと伝わらなければ、言葉足らずです。
何をしてくれたことに、ここまでしてくれたことに。どんなものにどれくらい感謝しているのか具体的なひと言を添えるだけで、相手に気持ちは伝わりやすくなるのです。
何に感謝をしているのかを伝えると、相手は何が感謝された言動なのかを明確になり、自分の行いが受け入れられ、認められたという達成感、充足感に満たされます。
助けてくれてありがとう。
傍にいてくれてありがとう。
好きになってくれてありがとう。
感謝の言葉にひと言添えるだけで、心の中にある気持ちを相手に伝えやすくなります。それは難しいことではありませんよね。あなたが何に感謝をしているのかを、はっきりと言い表す言葉を添えるだけです。
口にするのが恥ずかしければ、一筆箋やミニレターに書いて渡してみてください。口にするよりもさらに思いが伝わるかもしれませんよ。
『伝わる』伝え方をしよう
言葉には大きな力があります。傷つけ、心を砕いてしまうほどの力もあれば、傷を癒し、浄化してくれる力も。
その力を発揮させてくれるのは、言葉に含まれるあなたの気持ちです。
感謝の気持ちは、相手に届くように伝えなけれ伝わりません。せっかくの気持ちを、ぶっきらぼうな「ありがとう」だけでは、もったいないと思いませんか?
自分の中にある嬉しいやありがとうという気持ちを、相手に届くように伝えてみるだけで、あなたも相手も、心がほっこりと温まるのではないでしょうか。
感謝には、ひと言を添えてみてください。
きっといつもよりも相手の心に届くから。
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