悩みすぎの対処法。二つの行動で悩みから解放されよう

2021/11/26

悩みが尽きない人は、本当に常に何かしらの悩みを抱えています。息つく暇もないほど、悩みにばかり囚われていれば、楽しい時間なんてありません。

あなたは、悩みに囚われ、悩みすぎていませんか？
悩みすぎから解放される二つの対処法をぜひ試してみてください。

悩みが尽きない・悩みすぎる理由

悩みに悩み、苦しみを感じている人は、実は自分からそんな状態を作り出し、尽きない悩みの連鎖に陥っています。悩みは、考えれば考えるほどに連鎖的に別の悩みを増やしてしまうのです。
（参考記事【悩みやすい人は『悩むことを習慣化』させている】）

悩みを考えるほどに囚われ、連鎖的に増えていってしまうとしたら、悩みを解決へと導くか、悩むことを止めなければ、その状態から解放はされませんよね。
けれど、その為の行動がとれている人は多くはありません。

悩んでいる人の多くが、悩みを鎖のように繋いでしまい、堂々巡りを続けています。どれかひとつを解決したところで、どうしようもないんだと、自分に思い込ませてしまっていることに気が付いていない、もしくは悩むことが習慣化してしまい、悩む状態が日常だと勘違いしてしまっているのです。

悩みが尽きない理由には、もうひとつあります。
それは、先送りにしてしまうことです。

「仕事が忙しいから、落ち着いてから」や「お金がないから貯金できたら」などを理由にして、悩みの解決を先送りにしてしまえば、その間はずっと悩みに囚われ、その度に言い訳を繰り返してしまいます。
こんな逃避を繰り返せば、「出来ない」という現状にもどかしさを感じ、悩みがより生じやすくなります。

この思考から解放されたら、悩みすぎの状態からも解放されます。
試しに、これからご紹介する二つの対処法を行ってみてください。どうしようもない悩みの連鎖から、抜け出しましょう。

１．悩みの正体を整理・分析する

悩むというからには、何かしらの原因や問題があります。それを整理し、詳しく分析してみてください。悩みの原因を突き詰めることで、自分に何が出来るのかを明確に線引きします。

悩んでいる内容は？
その原因・問題点はどこ・何か？
悩みの原因に対して、自分が出来ることは？
いつから実行するか？

悩みに対して、このように整理・分析を行ってみると、こんがらがった悩みの全体を把握できるとともに、いつまでに何をしたらいいのかが、はっきりと認識できます。

「何をすればいいのかわからない」という悩み、悩んでる時によく思い浮かんでいませんか？
この悩みに付属した悩みを減らしていく為にも、悩みの整理・分析は大切な作業です。

２．解決・改善の行動をする

悩みの整理・分析が終わると、自分がこれから取るべき行動が明確になりました。行動すべき内容が定まれば、あとは行動するのみです。

行動する前に、多くの人が「失敗したら、どうしよう」や「これで上手くいかなかったら、どうすればいい」と思うでしょう。
それもまた、連鎖的に増える悩みのひとつです。

行動する前に結果を予想しても構いませんが、予想した結果に対して臆病になって行動を躊躇する意味はありません。
悩みはすでに目の前にあるのです。そして、自分に出来ることがあると理解したはずです。
それならば、あとは行動する以外に道はありません。結果的に解決できなかったとしても、その時に再び、悩みを整理・分析すればいいのです。

そして、もうひとつ気を付けておきたいのが、悩みに対して自分に出来ることが無かった場合です。

もし、悩みに対して自分に出来ることがなければ、それは自分の問題ではなかったり、今の自分には手の出しようがない悩みだということが、はっきりとしますね。
解決も改善もできず、何一つ行動すべきことがなければ、その悩みは悩むだけ時間を浪費するものです。つまり、考えるだけ無駄ということがわかります。