楽にも辛くもなる人生。あなたが選んでいるのはどちら?

あなたにとって、人生は生き辛いものですか?
それとも、楽しいものですか?

どちらの人生も、あなたが選べる人生です。

目次

 

生き辛さは高い理想が原因?

富士山の写真

できれば平穏な人生を、苦しみや辛さは少なく、幸せや喜びが多い人生を歩みたいと、誰もが願います。
けれど、どんな人生を送れるかどうか、それは神頼みだと思っていませんか?

人生の辛さや楽さを決めているのは、何なのでしょうか。
私は、それは人の思考や価値観、そして理想にあると考えています。

例えば、自分には到底届かない目標を掲げた人は、その先の人生の中で何度も挫折を味わい、何度も失敗を繰り返し、辿り着くことの出来そうにない目標を、常に追いかけ続け、達成感を味わうこともありません。
そんな人生は、楽しいよりも苦しいや辛いと感じることの方が多いのではないでしょうか。

実際に、そんな風に高い理想を無意識に掲げて、自分自身を苦しい人生に落としてしまっている人達がいることを、知っていますか?

「生きていれば、辛い事も苦しい事もあるものだから」
この言葉は、確かに言葉通りの意味を持っています。楽しいだけの人生を送るのは、果てしなくゼロに近い確率です。
けれど、辛い苦しいとどこまで感じ続けるかは、自分の匙加減でどうにでもできるものなのです。

あなたが今、人生をどう感じていますか?
無意識に高い理想を掲げていませんか?

偉業を成し遂げようとなんて考えてもいない人でも、こんな高い理想を掲げている人もいます。
人よりも良い暮らしをして、人よりも安定した経済力を持って、人から羨ましがられる娯楽や物を手に入れられて、我慢や節約をする必要もなく、辛い事も苦しい事も無い人生であれば、十分かな、など。

こんな理想を胸に秘めていませんか?
その理想、意外と達成が難しくはありませんか?

高すぎる理想は、自分を追い詰める障壁となって立ちはだかります。無意識の内に、自分を追い詰める理想を持ってはいないか、自分自身に問いかけてみてください。

 

『人生に意味は無い』から楽に生きられる

山頂からの朝日の写真

高い理想には、人生に意味を持たせようという意志が込められることもあります。
人生に深い意味を持たせようとすると、必然的に理想は高まっていきます。そうなれば、生き辛さを感じやすい人生になってしまうかもしれません。

例えば、こんな風に考えていることはありますか?

人の為になる大きな成果を出したい。
役に立たなければ意味は無い。
多くの人から愛されなければ、孤独だ。
幸せの形はひとつしかない。

人生や幸せ、生きる形をこんな風に捉えていると、枠から外れた生き方をした時点で「自分は失敗作だ」と強く思い込んでしまいます。
そうなれば、楽に生きるとは全く真逆ですよね。

逆に、「人生に意味なんて無い」と最初から思っていたら、どうなるでしょうか?

意味なんて無いから、気負うことはありませんね。気負わずに生きられるなら、どんな障壁が立ちはだかっても、立ち向かうこともできるし、逃げたって構わないと考える余裕があるでしょう。

あえて、人生に意味なんて無いと考えてみませんか?
やらなければならない何かの存在を感じるから、それが余計に生きることを辛くさせているだけなのかもしれません。
人生はとてもシンプル。ただ時間が流れ、そこに私たちが存在しているというだけだと考えてみてください。

 

シンプルに生きよう

バラの花束の写真

人生は、固定観念や思い込み、高い理想などを捨てるほど、シンプルで楽なものへと姿を変えていきます。
考え方ひとつ、感じ方ひとつ違えば、今感じている辛さや苦しみを、感じなくて済むのではないでしょうか。

あなたは今、人生をどんな風に感じていますか?
辛く苦しい人生なら、あなたがそれを望み、「人生とは高い目標を達成してこそ意味があり、その達成の為には辛くて苦しいものだ」と考えているから。その考えに沿うように、あなたが生きようとしているからです。

もっとシンプルに考えてみましょう。

高い理想なんて、無くても生きていけます。
人生に意味が無くても、楽しさや喜びを感じられます。

今、辛いと感じている人生を、『楽』だと感じる人生に変えてみませんか?
その為に、幸せな時に「こんな幸せ程度じゃ救われない」という考えを捨てましょう。手に入れられるはずの目の前の幸せを、取りこぼしてしまわないために。

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