自信を失う悪い癖。癖を直せば自信はつく

自信を身につけたいと、たくさんの情報を取得し、様々な方法を試してきても、自信を失わせる悪い癖をしていれば、せっかくの自信もあっけなく散ってしまいます。

あなたは、自信を失わせる悪い癖、していませんか?

目次

 

自分で自信を失わせる悪い癖

倒木の写真

自信をつけたいと、たくさんの方法を試しているのに、なぜか全く自信が持てないでいませんか?
もしかしたら、自信をつける端から、自信を失わせてしまっているかもしれません。

自信とは、自分で決意し、起こした行動と結果を積み重ねて育て上げていくものです。『ありのままの自分を信じる』こと、それが自信です。

けれど、自信は割と簡単に失うこともできることを知っていましたか?

自信を育てるのは、あなたの行動ですが、その自信を失わせるのもまた、あなたの行動にあります。
次の三つの行動は、自信を失わせるのに効果的な行動です。この行動をとっている内は、自信を持ちようがありません。自分がこれらの行動をとっていないか、振り返ってみましょう。

 

1.未来・理想の自分との比較

自分がちゃんとできているか進捗を確認したい時、あなたはどの時点の自分と比較することを思い浮かべていますか?
単純に比較するなら、過去の自分と現在の自分を比較すれば、進捗状況はひと目でわかるはずですね。けれど、多くの人は、なぜか過去ではなく未来の、それも理想通りに変身した自分と比較してしまうことがあります。

完成形で理想通りの未来の自分と比較すれば、現時点での自分なんてまさに『何も出来ていない、何も進んでいない状態』ですよね。それはもう比較ではなく、自虐です。自分よりも遥かに凄い人と比較しているのと同じです。
これでは、自信を持つどころか、自信を育てる端から踏み潰しているようなものです。

今の自分がどこまで出来てきているのか、比較するのは必ず『過去の自分』でなければいけません。
わずかでも変化の兆しが見えたら、自分を褒めてあげましょう。変化は見えなくても、継続できている今の自分を褒めてあげましょう。

 

2.思い込みによる強いこだわり

誰にでも『思い込み』はありますね。社会のルール、地域のルール、立場による暗黙のルールなど、『〜すべき』という思考です。
この強いこだわりを持っていると、自信を育てていくことは、とても困難です。

『〜すべき』というこだわりは、自分自身も人をも批判しやすくなってしまうのです。
自分がその基準を満たせなかった時、自分自身に失望してしまったり、逆に反抗的になってしまったり。そのせいで、自分を信じることから遠のいていってしまいます。

『〜すべき』または『〜でなければならない』は、恐ろしいほど身近に、それも常に潜んでいます。自分の頭の中に、このような言葉が思い浮かんだら、思い込みに縛られていないかを振り返ってみてください。
思い込みを持っていたとしても、そこから外れた別の視点から客観的に見ることができれば、自分を批判することも失望することも減っていくでしょう。

 

3.完璧を目指す

人は悲しいことに、出来たものよりも出来なかったものの方に意識が向きやすい生き物です。
例えば、テストの結果が90点だったとしても、高得点を取れたという思いよりも、間違えてしまった10点を残念がってしまうのです。そして、思い返すのは「あと10点だったのにな」という思いです。

完璧であろうとする気持ちを、意識的に捨てましょう。完璧は、人間の対極にあるような言葉です。人は不完全で、不安定で、その中で安定し、安らぎを得ようともがいています。
完璧を目指してしまえば、完璧ではない状態は『全てが無意味』になってしまいます。

出来ない部分に目を向ければ、自分のダメさ加減ばかりが見えてしまいます。それでは、自信を持つよりも、自己否定に走ってしまいますね。

完璧であろうとする気持ちが湧いたら、その半分を目標にしてみてください。半分できれば、上出来です。そうやって、少しずつ自信に繋がる行動を増やしていきましょう。

 

自信は行動で作られる。癖は習慣で身につく

大きな木の写真

根拠などどこにも無い自信は、子供の頃には持てていました。大人になるにつれて、人と比較することを覚え、順位で争うことを覚え、「人より勝っていなければいけない」という思い込みを刷り込まれていく内に、自信を失っていくのです。
そして、いつの間にか身についてしまった自信を失わせる悪い癖が、大人のあなたから自信を根こそぎ奪っていきます。

今こそ、自信を持ちましょう。
『自分を信じる力』を育てましょう。

自信を持つのは、簡単です。行動すればいいだけです。
例えば、新しいことへの挑戦を決意し、計画を立て、実行する。その一連の行動と結果が、自信の源になっていきます。結果は、良くても悪くても関係ありません。「自分で決意して、行動したんだ」という実感が自信になっていくのです。

行動してみてください。それから、あなたは変わりはじめます。
やってみたら、やる前よりも簡単だったということは、よくあります。やってみた経験がないから、途方もなく困難に思えるだけなのです。
やってみましょう。失敗しても、うまくいかなくてもいい。自分で決意して、行動してみてください。
そうして育てた自信は、必ずあなたを支えてくれます。

自信の育て方の詳しい内容は、こちらの記事をご覧ください。
『自信』は待っても得られない。自分でつくり上げるもの
自信が持てない人の5つの理由。自信が持てる4つのサイクル
あなたの自信の元を見つけよう。あなたの強みの探し方

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