例えば、重い荷物を運んだり、複雑な仕事をしたりするには、体力や集中力が必要ですよね。それは、自分と向き合うなど心理的な行動を起こす時も同じです。
エネルギーが少ない状態で、頑張ろうとしていませんか？
それは、早い段階での挫折を意味します。無理をしてはいけない時期に無理はしないでください。
目次
悩みの克服、心の傷や自分と向かい合うエネルギー
抱えている悩み、心の傷を克服や改善しようとすること、今の自分を変えようとすることは、とてつもなく大きなエネルギーが必要です。それも数時間限りではなく、行動し続けている間中ずっと。
だからこそ、無理をしないでほしい。
悩みを克服したい、改善したい。心の傷と向かい合って前に進みたい。今より自分らしく生きる為に思考を変えたいなど様々な理由から、自分の内面と向き合い、変化するための行動をとっていきます。
しかし、その途中で息切れをしていても、無理してそのまま頑張り続けていませんか？
それは、自分を壊してしまう行為に他なりません。
すぐに行動を止めて、休みましょう。
悩みの克服や改善、心の傷や自分と向き合う行為には、想像している以上のエネルギーを消耗しています。それは単純な体力という部分もありますが、それ以上に心が疲弊するのです。
心の疲れがどれくらいか、自分で把握できたことはありますか？ほとんどの人が「わからない」と答えるのではないでしょうか。それくらい心の疲労度合いは把握しにくく、目に見えないから無理をしてしまいがちになります。
無理をすれば、無理することが習慣となり、心はますます疲れを溜めていってしまうばかりか、そのまま放置しておけば病んでしまってもおかしくはありません。
こんな時には行動を止めて休んで良し
特に注意してほしいタイミングがあります。次の症状がある時には、決して無理をしてまで自分改革や悩みと向き合おうとはしないでください。逆効果になる恐れが高いです。
- 考えがまとまらないほど、疲れている
- うつっぽい症状が現れている
- ひどく落ち込んでいる
人は、疲れている時に正常な判断は下せません。悩みに囚われている状態だからこそ「早く解決しないといけない」と強く思い込み、解決するまで行動を止められず、心身を壊してしまう場合もあります。
自分を見つめ直す、自分を変える。悩みを克服する、改善する。そういった行動を起こす時、必ず守ってほしいのは『あなた自身』です。
心が疲れている時に、自分の傷口と向かい合うエネルギーはありませんよね。
考えがまとまらないほどエネルギーが枯渇している時に、自分を変えようと努力するのは困難ですよね。
まずは、自分自身がちゃんと行動できる状態に整えて、それから行動してみても遅くはありません。
自分を労わる時間も大切にしよう
過去に縛られたままでいたくない。今より自分を成長させたい。そういった思いから自分と向き合う行動を起こし、頑張ろうとするのは素晴らしいです。その気持ちがあれば、いつでも何度でも前に進んでいけるでしょう。
けれど、頑張り屋さんなあなただから、頑張りすぎる傾向があることを忘れないでください。
少しくらい頑張りすぎても、心身は壊れません。
でも、それが毎日続いたら？何ヶ月も続いたら？
心も体も、健康な状態は保てず、正常な判断をすることもできなくなってしまいます。もちろん、自分と向き合おうという気分にもなれません。
頑張ったら疲れます。
疲れているのは、あなたが頑張ったからです。
だから、休みましょう。自分を労わりましょう。
頑張りすぎて、無理を押し通して、動けなくなってしまう前にエネルギーを補給しましょう。
行動を起こすのは、それからでも大丈夫。あなたはちゃんと、前に進む力を持っています。
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