人に言ってもわかってもらえない。
相談しても「頑張れ」と言われて辛い。
ただでさえ辛く感じている人生を、より辛くしてしまう環境に絶望していたら。
その心に感情を取り戻すお手伝いをさせてください。
目次
絶望の人生から抜け出しませんか?
生きていることを辛いと感じますか?
その生き辛さから、生きるのを諦めたいと考えることはありますか?
絶望する人生が、もし希望を持てる人生になれたら、あなたの心は救われるでしょうか?
対人関係、仕事、家庭環境など様々な問題が人生にはあり、大小関係なく、本人にとっては一大事です。
たとえ人から「その程度のことで悩むなんて」と言われても、悩んでいる本人にとっては解決が困難であることに変わりはなく、乗り越えようにも乗り越えられない高い壁が聳え立っているようなものですよね。
感じ方は人それぞれ。だからこそ、誰かに話して受け入れてもらえなかった時、共感してもらえなかった時、より絶望を感じてしまうのではありませんか?
救いを求めて伸ばした手を、まるで振り払われたかのようです。
何もかもが辛くなってしまい八方塞がりな状態が長期間続くと、人はだんだんと感情を封じ、気がついた時には何も感じていないかのような、まるで夢の中のような感覚で生きていることがあります。
この状態は、あまりにも辛い現状をそのまま受け入れることができなくなった為に、自己防衛機能が働いて、一時的に無感情な状態になっているのです。
感情が動かなければ、「辛い」と思うこともないし、「苦しい」と思うこともありません。その代わり、嬉しいや楽しいといった感情も封じられ、日々の暮らしが夢の中の出来事のように遠くに感じられます。
通常の状態から見れば異常ではありますが、心身がこれ以上ダメージを受けないように選んだ最善策です。
そんな状態になっていたら、いきなり「前に進もう!」や「そのままじゃ辛いだけだよ」と言われても、動こうにも動けませんよね。
だから、少しずつ心をほぐして、とかして、あなたの感情を取り戻していきませんか?
その為の小さなステップを四つ用意しました。少しずつ、ひとつずつ、できるところから手を伸ばしてみてください。
1.心を癒す存在
たとえ無感情になっていても、全く心が動かされないわけではありません。心はいつでも回復の機を伺い、癒しがあればそれに触れようとしています。
心を癒す存在は、どんなところにあると思いますか?
あなたが思う『癒し』を想像してみてください。
例えば、透き通るような湖とその後ろに広がる雄大な山々の風景や、何度も優しく打ち寄せる青い海の波音、柔らかいソファーと毛布に包まれた暖かさ、心を込めた歌や楽器の音色、全身全霊をかけた絵画など。
あなたが思う『癒し』に触れに行きましょう。
もしやりたくなったなら、自分が歌ってもいいし、絵を描いてもいいです。気になったところへ行き、癒しに触れてください。それが、あなたの心をゆっくりとほぐしていってくれます。
2.あなたを待っていてくれる存在
癒しと同じく、あなたには大切な存在がいることを思い出してみましょう。
あなたの回復を待っていてくれる人、あなたが会いたいと思う人、あなたがやりたいと思っている事など、『あなたを待っていてくれる存在』を想像してみてください。
あなたを大切に思う人は、あなたが幸せであることを願っています。人生に絶望し、無感情に生きている状態から、笑い合って楽しさや喜びを共有できる日を待っています。
あなたがやりたいと思っている事は、あなたがスタートする日を待っています。自叙伝や物語を書いたり、世界を旅してみたり、山に登ってみたり、新しい世界が広がるかもしれません。
『あなたを待っていてくれる存在』は、あなたが動き出す時の原動力になってくれるものです。あなたの中にある力の源を、探してみましょう。
3.自分の行動の決定権は『自分』にある
どんなに絶望する人生でも、どんなに悲劇な出来事があっても、自分の行動の決定権はいつでも『自分』にあることを思い出しましょう。
例えば、道を歩いているだけで人にぶつかられたら、その出来事をどう捉え、あなたはどう行動しますか?
ぶつかった人に文句を言って謝罪を要求しますか?そうしたら、相手も同じように文句を言って言い争いになるかもしれません。
ぶつかられた出来事が、相手の悪意ではなく単なる事故だと捉えたら、あなたは相手にどんな言葉をかけるでしょうか?
あなたの行動は、起きた出来事によって選ばされているようであって、実は自分でどう行動するかを選んでいます。怒りをぶつけたいと思えば、怒りを露わにする行動を選択し、相手を気遣えば、相手に優しい言葉をかけます。
苦しみにある中で、あなたはどう行動しますか?何を選びますか?
苦しさが増すことのない行動を、未来が拓ける行動は何か?を考えてみてください。
4.人生の意味ではなく、『自分がどう歩むか』を考える
苦しくなると、人は『人生そのもの』についてよく考えます。
その問いである「この人生に意味はあるのか?」に、答えはありません。なぜなら、今感じている辛さや苦しさを受け入れる正当な答えを見つけたところで、何の慰めにもならず、何の希望も持てないからです。
考えるのは人生の意味ではなく、『自分がこの人生をどう歩むか』です。
人生そのものに意味があるとすれば、それは決められたレールに乗せられ、外れることのない運命に従うだけの人生でしょう。たとえ辛く苦しい人生でも、決められたレールならば乗り続けなければいけません。そうだと説明されて受け入れられる人はいないでしょう。
人生は、何が起こるかわからない。明日のことなど、誰にもわからない。それが本質です。
ならば、『自分がどう歩んでいくか』を考えましょう。
今の辛さの中、あなたは何ができますか?
絶望するほどの過酷な時間に、あなたはどう切り抜けますか?
前項にあったように、『自分の行動の決定権は自分』にあります。
これからどう生きるか、あなたの答えを考えてみてください。
『過去』は必ず財産になる
辛い今、苦しい今。その『今』を歩み続ければ、いつかそれは『過去』になります。
過ぎ去った『辛さ』や『苦しさ』は、未来のあなたの糧になります。その苦しみを味わったから、痛みを理解できる、人に優しくできる、今の環境に感謝できます。
あなたの辛さも苦しさも、未来ではあなたのかけがえのない財産です。
けれど、急ぎすぎないでください。
焦らないで大丈夫です。
変化は大きすぎると負担も大きくなり、続けていけなくなってしまいます。
ゆっくりと少しずつ、進行方向をズラして、行きたい未来へ、なりたいあなたへ近付いていきましょう。
今からでも遅くはありません。
気が付いた今だからこそ、スタートできます。
もし独りでは歩き出せないなら、オンラインカウンセリング話楽を活用してください。
あなたのお話を聴いて、あなたの苦しみを聴いて、溜め込んだ感情を吐き出すお手伝いをします。
重荷を降ろしたら、きっと前を向けます。それもゆっくりで大丈夫、あなたのペースを大切にしましょう。
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