幸せになるには？『幸福』は感謝から得られる

2022/05/20

「幸せなんて、どうせすぐ無くなってしまうもの」や「幸せにどうしてなれないのか？」と悩んでいる人に、本当の幸せはどうやったら得られるのかをご紹介します。

あなたは幸せ？

多くの人が、「幸せになりたい」と自分だけの幸せを探し、正解の人生はどれか？と目を皿のようにして必死です。

幸せは自分の手の中にはない。そう思い込んでいるからこそ、どこかにあるはずの自分だけの幸せを探し続けていないでしょうか？
例えばそれは、誰かに自慢できる商品であったり、自分を良く見せるための物品であったり。ありのままの自分では幸せにはなれないと思い込んでいるから、自分を飾り付けて『幸せな自分』になろうとしていませんか？

人が得る『幸せ』とは、世界中のどこかにある物質的な何かではありません。
幸せとは、自分が「幸せだ」と感じる状況や体験です。

「幸せになりたい」と思うなら、幸せを探すのではなく、幸せを作り上げる、幸せがあることに気付けなければ、いつまで経っても不幸の渦の中に自分を置いてしまいます。
何かを手に入れれば幸せになれる、ある条件を満たせば幸せになれるという古い思い込みを捨てるチャンスが、今訪れています。

心を満たす幸せを手にする、とても簡単な方法をご紹介します。
あなたの人生に『幸せ』を手にするチャンスを増やしましょう。

１．毎日の平穏に『感謝』

幸福度が下がっていると感じるのは簡単ですよね。毎朝起きて、自分が幸せか不幸かを自分自身に問いかけてください。その答えが、「幸せ」でなければ、あなたは不幸だと認識しています。

では、幸福度を上げるにはどうすればいいか、それには『感謝』が重要です。
感謝の気持ちを持っている人は、持っていない人に比べて機嫌が良い状態を維持しやすいのです。

平穏な暮らしの中にも、いくつもの誰かの助けを得ています。不便を感じずにいられるのも、清潔な暮らしが送れるのも、人といる心地良さを感じられるのも、全ては誰かがあなたに与えてくれたものです。
それに感謝する気持ち、そしてその感謝を表現する行動が伴うと、日々の中にある『幸せ』に気付きやすくなります。

朝起きたら、まずは感謝してみませんか？温かな朝食が用意されていることに、挨拶をしたら挨拶を返してくれる人がいることに。

２．週に一度の『小さな親切』

人の幸せは、何かを得るよりも、『誰かに与える』方がより幸福度が高いことがわかっています。しかも、幸福感は与えた方が長続きするという驚きの事実もあります。
それを踏まえて、週に一度の善行をしてみませんか？

自分の幸せや自分が持っている何かを、困っている人に与える『小さな親切』をやってみましょう。
例えば、家族にコーヒーを淹れてあげる、悩んでいる人の話を聴いてあげる、困っている人に手を貸すなどです。
あなたの親切を受けた人は、喜び、感謝をしてくれるかもしれません。そうしたら、あなたも「やって良かった」と充足感を得て、お互いにとってwin-winの関係が築かれますね。

小さな親切は、自分を犠牲にしてまで行う必要はありません。それでは逆効果です。
あくまでも、自分ができる範囲の中で、負担にならない行動に限定されます。また、毎回同じではなく、前回とは違うことをするのが良いですよ。

３．周りにいる人に影響を受ける

幸福度は、人の感じ方によって大きく異なります。それは、あなたの思考によると言う答えに行き着くのですが、その前に、その思考自体は周りからの影響を非常に受けやすいことも知っておいた方がいいでしょう。

思考は、自分が行動する基準となるものです。物事をどう受け止め、捉え、判断し、自分の行動に移すかを決める重要な基準ですが、それはあなたの周囲にいる人の影響を強く受けます。
例えば、物事をなんでも悪く捉える癖のある人が身近にいた場合、その影響はあなたにも少なからずあります。自然とネガティブを探すようになり、影響が強ければ気が付かない内に、あなたもネガティブ思考へと変わっていくでしょう。あなたにその気はなくても。

よく「一緒にいる時間が長い人トップ5の人の平均があなたの性格」と言われるように、一緒にいるだけで人は影響し合うのです。良し部分だけでなく、悪い部分の影響も受けてしまうのが難点ですね。

向上心が高い人と一緒にいれば、あなたの向上心も刺激されるし、幸福度の高い人と一緒にいれば、あなたの幸福度も刺激されて上昇しやすくなると考えられます。
誰と一緒にいるか、対人関係を選ぶのはあなたです。

本当の幸福は感謝から得られる

「何かを手に入れれば、誰かよりも多く持てれば」
そうした幸せは、泡のようにすぐに消えて、不満と不安ばかりが絶えず心に押し寄せます。

本当の幸せは、得ようとして得るのではなく、『感謝』することから得られるでしょう。
「幸せになりたい」と呟いて、自分の不幸を悲しんでいたら、こちらの記事も読んでみてください。
【幸せは『なる』のではなく『与える』心から温かくなる幸せとは？】
あなたの心に渦巻く不満と不安の実態が何なのかを知ることができます。

本当の幸せに気付けるように、アンテナを伸ばす方向を変えてみませんか？
「何かが足りないから不幸」なのではなく、「身近にある幸せに気が付けないだけ」です。
あなたの『幸せ』は、もうあなたのすぐ傍にあるはずですよ。