あなたの人生を豊かにするか、それとも損をするかを決めるのは、あなたの意思です。
人生損ばかりと言う人ほど、自分の持つものを消費しないようにする為、人のものをアテにして結果的に楽しくもないし、辛くて我慢ばかりを強いられる人生になっています。
あなたが持つ三つの財産、ちゃんと使わないと人生を浪費するだけで終わってしまいますよ。
目次
「〜が無いから」はチャンスを失う
人生を豊かにする方法を誰もが探し求めていますが、逆に『誰もが持っているのに使わないままで損をしている財産』が何か、知っていますか？
人は、利益を得るよりも損をすることを嫌う傾向が強いです。意識する『損』の基準は、『周りの人との差』と言い換えても良いでしょう。
誰かが得をしているのに、自分が同じように得をできないと知ると、途端に「損している」と思ったことはありませんか？自分が得になる行動を起こしたわけではないから、損をしたわけではないのに、人はそう思い込んでしまいます。
この思考が染み付いていると、いかに自分の財産を消費せずに利益を得られるかという考えが生まれ、自分だけが良ければいいという極端な自己中心的な人間へとなってしまう人もいます。
しかし、持っている財産は使わなければ本当に損をすると知っていますか？
誰もが持つ大きな財産、それは時間・お金・気持ちです。
使わないとどう損をするのか、想像してみてください。何が損なのか思い浮かばない人は、この先の項目を読めば、何が本当に損する行動なのかがわかるでしょう。
あなたの人生で、本当に損する行動。
使わないと損をする三つの財産の視点から、解説します。
１．時間
時間がないと言う人ほど、実は暇な時間に溢れています。「会社の言うことは絶対」「上司の言うことは絶対」「社会の中で孤立したり目立ったりしたらいけない」と思い込んでいるので、人の言動に振り回されて忙しい生活を送っている人は多いです。
その為、『自分の自由にやりたい事をやれる自由』がないとの思い込みに繋がり、それが「（自分の好きにできる）時間がない」と言う発言に至っています。
自分の自由な時間がないと感じると、何もかもが無気力になっていきます。なぜなら、自分の人生に決定権を奪われたように感じるからです。
誰かの指示で生活時間が決められ、誰かの指示がなくては自分の好きなこともできないなんて無意識に思っていれば、何をする気力も湧かないのは当然ですよね。
「自由に生きられない」その無力感が人生の選択を狭め、分岐点を見過ごし、やりたい事を時間を理由に諦め、「人生なんてこんなもの」と間違った方向へと進んでしまいます。
こんな人生が、損でないわけがありません。
よく「時間は作る」と聞きますよね。あの言葉は半分は真実です。物理的にどうしようもなく忙しい時は別ですが、ある程度の日常生活の中では、無駄な時間がいくつも点在しています。
どうでもいい人との世間話、聞く必要のない誰かの悪口、結論の出ない会議など、それらの時間を全て排除してたら、だいぶ空白の時間が生まれるのではありませんか？
「時間を作る」人は、そうやって貴重な人生の時間を浪費してしまわないように、自分の時間を何に使うか、優先順位を決めて選んでいます。
優先順位を決めず、目の前にあることから処理していこうとすると、どうしても無駄なことが先に押し寄せて、あなたの貴重な時間を圧迫していきます。それこそ本当に損です。
どうでもいいことに使っていた時間を、あなたがやりたいと思っていることに使いましょう。
２．お金
「老後の暮らしが不安だから貯金しておかないと」や「娯楽に使うのは無駄遣い」と思い込んでいませんか？
お金の使い道に対して、世間の常識を当てはまめていませんか？
後に何も残らない体験にお金を使うのをもったいないと考えているならば、それこそ損です。
時間がないと同じように「お金がない」と言う人も、実はそこまでお金がないと困っているわけではないことの方が多いです。
自分の理想とする暮らし方や、お金持ちのような贅沢な暮らしをするに必要なお金がないだけで、普段の生活に困っているわけではないのでは？もしくは、「（そんな無駄なことにかける）お金がない」と思って発言している人も多いです。
あなたはどちらでしょう？
「お金がない」と言うほどに、あなたは自分自身の選択肢を減らしています。
もしかしたら、新しい経験の中にあなたを魅了する出来事が待っていたかもしれませんし、価値観を揺さぶる出来事があったかもしれません。
経験は、何よりもあなたの財産になります。
自分の目で見て、耳で聞いて、その場のリアルな空気に触れることは、あなたの価値観を揺さぶるほどの貴重な経験となります。
３．あなたの気持ち
最後の財産は、あなたの気持ちです。
時間を作るのもお金を使うのも、あなたの意思一つで決断されますね。その判断基準となるのは、あなたの心にある気持ち。
無駄なことに時間を費やすのも、あなたが「これも処世術だから仕方ない」と我慢していれば、無駄な時間は減りません。
貯金をするべきという世間の情報を鵜呑みにして、「〜円以上は常に貯金しておかないといけない」とお金を使うことを我慢していれば、経験にお金を使うのを躊躇するでしょう。
あなたがどんなに「やってみたいな」と思っても、それを邪魔する思考（思い込み・固定観念・世間の常識など）があるだけで、あなたの気持ちは簡単に我慢を選択してしまいます。
孤立を恐れるあまり、自分自身の気持ちに蓋をして見えないようにしていませんか？
周りと足並みを揃えないといけないと思うあまり、自分自身に我慢を強いていませんか？
気持ちを我慢させることこそ、本当に損です。あなたを動かす原動力を、あなた自身が止めてしまっては波に流されるしかなくなるでしょう。
そんな人生は、楽しいでしょうか？喜びがあるでしょうか？感動があるでしょうか？
人生に『チャンス』を
三つの使わないと損をする財産は、どこか心当たりがあったのではないでしょうか。
誰もが口にする『出来ない・やらない理由』は、まさに損な人生を歩む道標となっています。
「時間がないから」
「お金がないから」
「やっても飽きるだろうから」
そう言って、いくつの選択を諦めてきましたか？
諦めた数だけ、あなたの可能性を消してきたことに気が付いていますか？
世界には、やってみないとわからない事だらけです。何があなたの人生に影響を与えるか、今のあなたにはまだわかりません。それを経験してみないことには、判断することはできません。
そして、それを経験するチャンスは『いつでもあるわけではない』のです。
体が自由に動かせる内に。
自分の意識がはっきりしている内に。
日々少しずつ消費していく貴重な人生を、一日でも多く輝かせる為に。
「〜が無い」を理由に、チャンスを見送るのをやめませんか？
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