心の病の予防には、三つのポイントを押さえてみましょう。
普段からケアすることで、あなたが笑顔で居られる時間が増えます。
目次
自分で『自分を回復』させる
体の不調、心の不調。自分の今の状態や、良い時悪い時のサイクルを把握していますか?
人も自然の中の一つの存在です。気圧の変化や季節の移り変わりによって、心身には様々な影響が現れます。一年を通して、大体のサイクルが見えてくると自分の調子を整える『回復のサイクル』を考えられるようになりますよ。
心も体も、一週間も働かせれば十分に疲れ果てていると自分でも感じいますよね。その疲れを無視して、きちんと回復させないでいると、次の日に疲れを持ち越し、疲れたままで動き続けなければなりません。
寝るだけで回復できるものもあれば、適度に体を動かした方がいい場合もあるし、一概に何をすればいいというものではありません。
人とは違う自分だけの回復方法を見つけましょう。
ここでは、身体の健康、家や職場などの環境、リラックスルーティンの三つに絞って解説します。
普段から少しずつ回復させておけば、心の病気の予防になります。
1.体の疲労と回復の把握
体の調子を意識していますか?
一定のサイクルで体は疲労を回復し、様々な働きによって常に健康を維持しようとしています。その働きに少しだけ回復の助力をかけてあげれば、ストレスも疲労も小さな内に解消させることができますよ。
一週間、一ヶ月、一年とある程度のまとまった自分のデータが取れたら、体のリズムを把握しやすくなります。そこでおすすめなのは、1行から3行の日記です。短い日記ですが、その日の調子や感情を書き残すだけなので、手間はかかりません。
家に帰ってから3分間だけ、ノートに日記をつけてみてください。後で振り返れば、何が起きたときに大きく消耗しているのか、何をした時に回復しているのかがわかるでしょう。
2.ストレスを引き起こす環境の改善
ストレス源は、どこにあるのか?心理学的に言えば、それは外部刺激に反応しようとするあなたの心となるのですが、今回は内側だけではなく、外側に目を向けてみましょう。
明らかに不衛生な環境、騒がしすぎて集中できない環境など、自分にとって好ましくない環境にいると、それだけで強いストレスとなります。
強いストレスを長時間受け続ける状態は、心身にとって良くありません。
良くない環境だと認識できたら、その環境を改善するよう努めてみましょう。
場所を移動する、移動ができない場合はそれらへ別々に対処してみるなど、ダメで元々というつもりで行ってみましょう。やってみなければ改善できるかどうかもわかりません。
何よりも、ストレスを感じる環境だとわかっていて居続けることが、何よりもストレスです。
3.リラックスルーティン
家は世界中のどこよりも安全で気を抜ける安息の地ですよね。そんな家の中では、ゆっくりと呼吸して、緊張をほぐすリラックスルーティンを持ちましょう。
アロマを焚く、間接照明にして明るさを調節する、スマホの電源を切る、ゆっくりと入浴するなど、自分の心と体がリラックスできるルーティンを組んで、それを実行してみてください。
毎日のルーティンとなれば、実行するのは手間とは感じません。「家に帰ったら楽になれる」そう思えると、外で辛いことがあっても逃げ込める場所があると実感できます。
家の中で落ち着ける空間がない場合は、まずはひと部屋だけ荷物を片付けて、余計な物が目に入らないようにしてみてください。余計な物のない室内は、情報を遮断しやすく、気持ちをリラックスさせやすくなります。
笑顔でいられるケアを
心の病を予防する三つのポイントを解説してきましたが、忘れないでいてほしいことは『あなたが笑顔でいられること』です。
あなたが心から笑っていられる暮らしができれば、心の病になる確率は少なくなるでしょう。そして、あなたが笑っていてくれることで、あなたの周りの人達も幸せを感じられるはずです。
普段の生活の中で心と体の状態を把握し、こまめに回復させていきましょう。
そうしたら、きっと笑顔で過ごせる時間が増えていきます。
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