誰かに嫉妬してしまうのは、自分に自信が無いからです。
自信がない・不足している部分を他の人に見つけると、それが羨ましくて妬ましくて仕方がなくなります。けれど、その嫉妬心に囚われてしまうと、対人関係も自分自身へも悪い影響ばかりです。
目次
自信がない人ほど嫉妬心が強い理由
つい、人の成功や幸せな様子に嫉妬してしまっていませんか？
その場限りの嫉妬心であれば大して問題ではありませんが、いつまでも妬んでいたり、相手に攻撃を与えようとしたりするようでは問題です。
嫉妬する気持ちとは、実は自分に自信がない人ほど強くなります。
自分が幸せではないと気付いているから、幸せそうな人を見ると妬みたくなるし、自分が挫折してばかりだから成功している人を見ると恨みたくなる気持ちが止められません。
けれど、心の奥底では「自分だって同じように幸せになりたい・成功したい」と思っているのです。
嫉妬心を分解してみれば、自分の心に空いた穴を見つけることができるでしょう。ただ、今まで簡単には埋められなかった穴なんて、向き合いたくはありませんよね。
嫉妬心が湧き出るままにしておくと、相手に攻撃してしまったり、自分には何もできないと無力感に駆られてしまったり、良いことはありません。
この機会に嫉妬心を原動力に、自分を磨いてみませんか？
人よりも劣っていると思う部分があるからこそ、嫉妬は強くなりやすい傾向があります。つまり、『自分に自信が持てる』ようになれば、嫉妬する気持ちは薄らぐのです。
自分に自信を持つには、自分を信じられる裏付けが必要ですね。割と簡単に手に入れられるものから、少し時間が必要なものまで三つをご紹介します。ぜひ試してみてください。
１．体を鍛えてみよう
自分からも周りからも見てすぐにわかる一番の変化は、体型です。体を鍛えて、理想の体型に近づいてみませんか？完璧な理想通りの体型まで届かなくても、今よりも理想に近づくだけで自分に自信を持ちやすくなりますよ。
脂肪を燃焼させたいなら有酸素運動がおすすめですが、いきなりハードな運動では続きにくいですよね。おすすめは、固まった筋肉や脂肪をほぐすストレッチを取り入れた運動です。
これならば、負荷を下げた運動ができるので毎日続けやすく、落ちにくい脂肪をほぐして落としやすくしてくれます。筋トレや有酸素運動で効果がわからなかった人は、ぜひ試してみてください。
筋肉をつけたいならば、筋トレがおすすめですが、筋肉を作るためのタンパク質は食べていますか？食事量がそのままなのに筋肉を増やすのは困難です。
筋肉の元となるタンパク質を多く食事に取り入れ、正しいフォームで筋トレを行えば、トレーニングの効果をより発揮しやすくなるでしょう。
２．スキルを身に付けてみよう
「自分にはこんなことが出来る！」と自信になるのは、身に付けたスキルを発揮できた瞬間です。今より一つ高いレベルのスキルを身に付けて、自信の裏付けにしてみましょう。
資格試験はわかりやすいスキルです。級のある資格を持っているならば、今持っている級よりも上のレベルを受験してみると良いでしょう。
資格を持っていない人は、身に付けたい資格を調べて受験してみることをおすすめします。
資格だけでなく、礼儀作法や人よりも深い知識を身に付けても良いですね。
「自分には〜が出来る！」と自信を持てるようになれば、自然と嫉妬する気持ちに囚われることは減っていきます。
３．自己肯定感を高めてみよう
嫉妬は自信が無いから湧き上がってくる感情だと言いました。では、自信があれば嫉妬することはありませんよね。
人が持つ最大の無根拠な自信。それは自己肯定感です。
本来、自己肯定感と自信は別物ですが、ありのままの自分で良いと受け入れられる心は、嫉妬心も湧きづらくなります。
自己肯定感を高めてみるのも、嫉妬に囚われないようにするには効果的です。
自己肯定感の高め方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひお読みください。
【自己肯定感を高めたい？高める前に『やっておくと良いこと』とは？】
【自己肯定感の上げる3つの方法！『自分は自分・人は人』思考で楽になれる】
自分を磨けば心は安定しやすくなる
妬みや恨みなど、嫉妬から湧き上がった感情に囚われると、周りに八つ当たりしやすくなったり、自分を正しく認識できなくなったりして、心が不安定になっていきます。
できれば嫉妬はしたくないものですね。
けれど、感情ですから根本から止めることはできません。
それでも、嫉妬の気持ちを原動力に自分を磨くことはできます。そうやって自分を磨いて、自信を付けていけば、周りに嫉妬している隙間なんて少なくなりますよ。
自分を磨いて、心穏やかに生きてみませんか？
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