マンダラチャートの危険!心が弱っている時に頑張ってはいけない!

夢・目標を確実に叶える方法としてマンダラチャートは有名ですが、心が弱っている時には決しておすすめできない方法です。
心が弱っている時ほど、人は無理をする道を選んでしまいます。頑張る力を得るために、まずは心を癒すことに専念しませんか?

目次

 

心が弱っている時のマンダラチャートは危険!

項垂れる人形の写真

マンダラチャート、または曼荼羅手帖の存在は、野球選手の大谷翔平選手が夢を叶えるために使っていたことで一躍有名となりましたが、実際にそれを上手く使うには、相当な心の強さも必要です。
そのため、心が弱っている時にマンダラチャートに取り組むのは、挫折や自己否定のキッカケを作り出してしまうことになるので、おすすめしません。

まずは、マンダラチャートについて解説すると、仏教の『曼荼羅』という模様に由来するものです。
9つのマスの正方形に一つずつ夢や目標を書き込み、この9つのマスで1セットになります。その外側にさらに同じ9つのマスをぐるりと一周を取り囲んだら、中心の1セットのマス目の外側にある夢や目標を外側のマスの中心に置き、その目標を叶えるためにやるべき行動を周りの8つのマスに書き込みます。

マンダラチャートの図解

これにより、全てのマスの中心にある『叶えたい夢』を実現させるための、現実的な行動が明確になり、一つずつ達成していくことで夢や目標を確実に叶える手帖として有名になりました。

しかし、このマンダラチャートを実践するには、健全な心の状態でないと危険であることをお伝えしたいのです。

夢や目標に向かおうとする行動には、相当なエネルギーを必要とします。心が弱っている時にそんなエネルギーを必要とする行動を取ろうとしても、すぐにエネルギーは枯渇し、「人には出来るのに自分にはどうして出来ないんだ」と自己否定をするようになってしまいかねません。

また、頑張ってマンダラチャートを作り上げても、本当のスタートはそこからです。夢や目標を叶えるための道筋は見えていても、そのために乗り越えるべき壁が大きすぎて到底乗り越えられないと感じてしまい、夢や目標そのものを諦めてしまうこともあります。

夢も希望もない人生だと思い込んでしまうなんて、心から生きる気力さえも失わせてしまいます。

せっかく頑張ろうとした気持ちを無駄にしてしまわないためにも、自分の状態を知り、適切な行動を選ぶことから始めませんか?
心が弱っているならば、まずはその回復に専念すべきです。

 

1.まずは自分を癒すことに専念しよう

「今を変えたい」や「良くなりたい」と思う気持ちの根底には、『今の状況・状態は良くない』と捉える心があります。
しかし、仕事のフローや家事の順番などのように自分の内面に関わらない問題であれば、解決策を探して早々に対策を練ることで、余計な手間を省くことができますが、自分の内面に関わることで対応を急ぎすぎるのは、少々問題があります。

自分自身に悲観している状態では、改善のための行動であっても、それがかえって自分自身を傷つけてしまうことがあるからです。

マンダラチャートで言えば、夢や目標を達成するための課題を書き出すこと自体に苦痛を覚える人もいますし、課題に何度も失敗して、自己否定に陥ってしまう人もいます。
心が弱っている状態では、ポジティブな行動そのものが刃となってしまう可能性があるため、まずは弱った心を癒すことをおすすめします。

心の回復におすすめの方法は、以下の記事でもご紹介しています。ぜひ参考に読んでみてください。
心を癒したい時は北より南へ行くのがおすすめな2つの理由
心が疲れている時にすると良い行動3選!
心の回復に効果的な行動5選!あなたの好きな行動はどれ?

 

2.自分の現状を知ってから動こう

少し心が回復したからと言って、すぐに頑張ろうとしないことが重要です。自分がどのような状態なのか、客観的に見れるようになるまでは、癒すことを優先しながら、徐々に行動できる範囲を広げていくよう心がけましょう。

メンタルケアでは、少し回復してきた頃が一番危険と言われています。
それは、回復した実感があるからこそ「今までサボってきた分も頑張ろう!」と必要以上に頑張りすぎてしまうからです。

心が弱っていると不安に陥りやすいため、すぐにでも状況を変えたくて仕方ありません。しかし、すぐには心も回復しないので、じっと回復を待つほかないのです。
そうやって我慢して心を回復させ、やっと少し回復してきた頃に無理をしてしまい、今度はもっと心にダメージを負ってしまう悪循環は、よくあります。

何かに挑戦しようとしたり課題に取りかかろうとしたりする際には、自分がどんな状態か、心は疲れていないかを把握し、無理をしすぎないように調整することを忘れないでください。
きっと、少しずつ慣らしていく方が、心にも体にも負担は少ないはずです。一気に頑張ることばかりが良いのではなく、『自分ができるように行動する』のが良いと思いませんか?

自分の状態を、自分で把握できるようになりましょう。
そうすれば、きっともう無理をしない頑張り方を見つけられるはずです。

 

無理はしない方が良い

たんぽぽの写真

現状を変えたいと強く思っている時ほど、無理をしてでもどうにかしたいという気持ちになりますよね。
けれど、悲しみに沈んでいる時の決断は、自分を犠牲にするものが多いですよ。

自分に無理をさせて、自分を変える。
そうやって変わった自分は、本当に望んだ通りの『自分』になれるのか、考えてみてください。
辛くなる部分が変わるだけでは、意味がありませんよね。

無理をしなくても、人は変われます。
ゆっくりと、少しずつで良いではありませんか。
人には人の、あなたにはあなたのペースがあるのですから。自分のペースで進んでいいのですよ。

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