今、目の前に大きな幸せと出会った時、あなたはその幸せにすぐ手を伸ばすことができますか?
躊躇したり、幸せから逃げてしまったり、人によっては手を伸ばすどころではない人もいます。
幸せを嫌う理由、どうして幸せから逃げてしまのでしょうか?
目次
幸せから逃げようとする心理
人は「幸せになりたい」と言いながらも、目の前に大きな幸福があっても、すぐに手を伸ばすことができない人もいます。
それは、幸せになろうというその瞬間から、その幸せから逃げなければと思う恐怖がつくり出されているからです。
幸せになろうという瞬間なのに、どうして恐怖心が芽生えてしまうのでしょうか?
恐怖心が芽生える考え方は、このような考え方をしています。
「幸せになることで、その代償となる不幸がやってきてしまう」
この考え方を持っていると、幸せの分だけ不幸がやってくる、もしくは幸せ以上の不幸がやってくると想像してしまい、目の前の幸せに手を伸ばすことを躊躇してしまいます。過分な幸せを手に入れなければ、幸せでこそないものの、不幸にはならないと考えるからです。
けれど、その考えでは、いつまで経っても幸せを手に入れることはできません。
幸せから逃げようとする人は、自分自身が幸せになる為の覚悟をしなければ、味気ない人生をただ歩むしかないと思いませんか?そんな人生を変えてみませんか?
1.自分を信じよう
幸せから逃げようとする人の多くは、自分に自信がありません。
幸せを手にする資格があるのだろうか、すぐに壊れてしまう幸せなんじゃないだろうかなど、不安になることばかりを考えて、幸せに意識を向けることができません。
それは、育ってきた環境や過去の経験などから、幸せに飛び込む前に注意しようという意識が働いているからです。
幸せを手にしても、それがすぐに離れていってしまったり、壊れてしまったりしたら悲しいですよね。一度幸せを手にしている分、落ち込む落差は大きいでしょう。
そこで、幸せを手にする前に色々考えるようになるのです。
この幸せは手にしても大丈夫なのだろうか?
もしかしたら、すぐに壊れてしまうかもしれないし、騙されているのかもしれない。
自分だけが幸せになることで、仲間外れにされたくない。
このような考えを巡らせます。
幸せを僻む人は確かにいます。騙してくる人もたくさんいます。
けれど、そんな人達がいることが、あなたが幸せを手にしない理由には決してなりません。
自分をもっと信じてみてください。
あなたが努力した成果が、その幸せなのではないでしょうか。
頑張ったからこそ、幸せが目の前にあるのではないでしょうか。
自分を信じて、幸せになってもいいかもしれないと、考えてみてください。
また、自信は待っていて手に入るものではありません。自らの意志で行動し、その積み重ねが自信を支えてくれるものになるのです。
自信を持つことに関連する記事も、ぜひ参考にしてみてください。
【心理療法で自信のある自分になる。自信を待ってもやってこない本当の理由】
【自信が持てない人の5つの理由。自信が持てる4つのサイクル】
2.不幸に慣れない
不幸な状況に慣れてしまった人は、不幸な状態が当たり前で、幸せな状態が異常だと認識してしまいます。
異常な状態に陥るのは、誰もが強い恐怖を感じますね。幸せを手に入れた後、どうなってしまうかわからないからこそ、それが幸せを信じて手を伸ばすことができません。
そして、「どうせ不幸の星のもとに生まれたんだ」と、人生を投げ捨てるような考えを持ち、不幸でいることが当たり前だという考えに落ち着いてしまいます。
不幸だと感じる状況にいるのは、当たり前ではありません。
その思考は、幸せを遠ざけてしまうだけ。
不幸でいることに慣れて、自分から幸せを遠ざけるような行動をとってはいけません。
幸せになる覚悟をしよう
落ち込む時や不幸だと感じる時は、生きていて必ずあります。それと同じように、幸せをと感じられる瞬間も確かにあるのです。
あとは、その幸せが目の前にある時に掴むだけ。
不幸に慣れてしまったり、自信がない人は、目の前に現れた幸せを信じることができませんでしたね。だからこそ、『幸せを掴めば不幸がくる』という考えを捨てきれません。
幸せは、あなたが努力して積み上げてきたものが形を成した時に現れます。
自分自身の努力の結晶なのだから、手を伸ばして掴んでもいいものですよね。
躊躇わないで、手を伸ばして掴んでください。
あなたに訪れた幸せは、あなたの努力が形になったものだから。
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