人と上手く付き合えないのは、何か原因があると思っていますか？
もしかしたら、それはほんの些細な行動の違いによって引き起こされているかもしれません。
1秒で印象を良くし、人に不快を与えない対人関係のコツを身につけましょう。
目次
1秒で対人関係を良くするコツ
対人関係の難しさは、どこにあると思いますか？
多くの人が、「相手が思ったように反応してくれない」や「相手の気持ちが読めない」と、全面的に相手に意識を向けていますが、重要なのは『自分が相手にどう向かい合うか』です。
そこを理解し、行動できていないと、思わぬところで相手を不快にさせてしまう場合があります。
これは、私自身の経験です。
身内ではない人には常に礼儀正しく接していられますが、それは気を張り続けているから。気心知れる相手となると、つい自分の感情をぶつけてしまうことがありました。
嫌なことがあった日、調子が良くない日などは気持ちが落ち込み、すぐには回復しません。そんな時、家族に甘えたい気持ちが先行して、自分の感情をぶつけてしまいました。
家族だからこそ支えてほしい、助けてほしいという気持ちでしたが、それは家族にとっては大きな負担でしかありません。
当時は、家族との仲が悪化し、家の中は険悪な雰囲気が漂っている日が多く、お互いに家に帰るのが億劫になってしまいました。
その原因は、私が『不機嫌をぶつけた』ことで引き起こされていました。
そこから、私は家族との仲を正常に良好にする為に、ある一つのことを実践し続けています。
そのコツがをやるだけで、家族仲は今でも良好です。
私が数年間実践して効果があった1秒のコツは、『笑顔でいる』こと。
これは家族以外でも当てはまります。不機嫌だった相手と次に会う時、「また不機嫌だったら嫌だな」と思いませんか？相手にそんな風に思わせてしまえば、両者の関係はすでにマイナスからのスタートです。
「会いたくない」と相手に思わせてしまうと、相手は当然距離を置こうとします。それでは関係を深めるどころか、信頼を築くこともできません。
ただ不機嫌だった時が会った。たったそれだけで、人との関係を悪くさせてしまうのです。
逆に、笑顔には関係を良好に穏やかに、そして信頼を深める効果をもたらしてくれます。
笑顔には、相手を幸せにする力を持っています。相手が喜んでくれることで、自分も幸せな気持ちになる幸せの連鎖が広がります。
無理に愛想笑いをするのとは違います。心からの笑顔でなければ、人はその嘘を見抜き、より警戒を深めてしまうので気をつけましょう。
人と会う時、自然な笑顔でいられるように、次の三つを試してみてください。
感情は伝染します。良い感情も悪い感情も。
人から人へと伝染するなら、良い感情を伝えましょう。そうすることで、対人関係を良好にすることができます。
１．自分の機嫌は自分で直す
よく自分の感情を隠さない人がいますが、負の感情をも隠さないのはいけません。周りに対するプレッシャーやストレスになり、信頼を減らす行為です。
自分の機嫌は自分で直しましょう。
機嫌の直し方は自分に合った方法をいくつか用意しておき、機嫌が悪くなった都度解消できるようにしましょう。
不機嫌でいるのは、自分自身にとっても大きなストレスです。
イライラ解消法や心穏やかに暮らすコツは、別記事で詳しくご紹介しています。
ぜひご覧ください。
【心に余裕を生む『ひとり時間』を過ごそう。とれない疲れやイライラも解消】
【穏やかに暮らすコツ。心を荒ませやすい刺激を減らそう】
２．気持ちのリセット方法を持つ
人と会う前には気持ちをリセットして、心からの笑顔を相手に向けましょう。
イライラや不満を顔に出しては、信頼関係は築けません。機嫌と同じように自分で対処できる方法をいくつか持っておくと、どんな時にでも気持ちをリセットして人と会うことができます。
深呼吸する、瞑想するなど、自分に合った方法を行ってください。
自分をリセットするのは、心ケアにもなります。日常的に行えるリセット方法を詳しくご紹介しているので、こちらの記事もぜひご覧ください。
【週に一度、日に一度は瞑想した方がいい理由。自分をリセットする時間を作ろう】
【日常のイラ立ち・不安・感情の波を静める方法】
３．無理はしない
人と向き合う時、笑顔に勝るものはありません。しかし、どんな場合でも笑顔でいるのは辛いですよね。時には笑えないような時もあるものです。
そんな時は、無理をしない選択をしてください。
仕事上の礼を欠くことのできない相手なら、誰か代理を立てたり、日程を変更したりなど、可能な対応を取りましょう。
相手が家族や親しい仲の人ならば、素直にその気持ちを伝え、吐き出させてもらいましょう。
決して無理して笑おうとはしないでください。
一度無理を押し通すと、次も同じように対応しようとしてしまいます。それが続けば、笑うこと自体が嫌いになってしまうかもしれません。
相手を思って、自分を犠牲にはしないでください。
人と同じだけ、自分自身を大切にしてください。
自分が笑える環境を整えよう
対人関係は、人あってこそ。
だからこそ、人に意識を向けやすいですが、本当に意識を向ける先は、『自分自身』です。
あなたがどう感じるか、どう対応するか。
それによって相手の態度は変わり、信頼関係を築くか壊すかが決まります。
良好な関係を築く為に、笑顔でいられる環境を整えましょう。
あなたが笑顔でいれば、相手も安心できます。
あなたが笑顔を向ければ、相手も笑い返してくれます。
笑顔の連鎖を始めませんか？
自然と笑顔になるには、心から「あなたに会えて嬉しい」と思うことが大切です。
素直な気持ちを持てるように、自分の感情や機嫌をリセットする術を身につけておきましょう。
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