生き辛い自分でいることから、生きやすい自分に変わりませんか?
生き方も自分自身も、あなたの意志で変えられます。
「変わりたい」と思えば、そこがスタート地点です。
目次
自分の『土台』を創ろう
家を建てる時、重要な部分は家全体を支える土台です。勉強でも、難しい内容を理解するには基礎となる部分を学ばなければ先へは進めません。
人生も同じだと思いませんか?
自分自身が何者なのか。
これからどういう人生を歩みたいのか。
何をやりたくて、何をやりたくないのか。
自分の『土台』がしっかりと築かれていないと、外の情報に右往左往するばかりです。
新しい情報に触れて自分の信念や思考、目標を変えることがあっても、その情報が自分にとって有益なのかリスクを取ってまで実行したいのか、判断する基準は『土台』となる『自分自身』です。
新しい情報に触れるたびに揺らいでしまう基準では、正しい方向を示さない方位磁石を頼りに歩いているようなものですね。
オンラインカウンセリング話楽では『生きるを楽にする』を目標に掲げ、どうやったらそんな生き方ができるのか、何をすれば自分を変えていくことができるのかをお伝えしています。
全3回でお伝えする内容から、本記事では基礎編をご紹介します。
生き辛さ、対人関係の悩み、仕事の悩み、生き方の悩み。様々な悩みやモヤモヤに対する答えを提示する前に、まずは全ての基礎、『土台』となる『自分自身』を創り上げましょう。
1.自分を認める
これから創り、磨き上げていく自己の重要な土台となる根底には、自分を認める『自己受容』が必須です。
よく、「ありのままの自分を受け入れる」や「飾らない素の自分を認める」といった言葉を聞いたことはありませんか?
その言葉が表すように、自分自身の存在や価値に条件付けをせず、『ただ生きているだけで素敵』なのだと認め、受け入れていると、多くの苦難や問題を回避することができます。
そして、誰かに認めてもらわなくても、自分自身が認めている、愛していることを自覚していれば、埋められない不安や不満を持つことも減ります。
『自分を認める』には、自己肯定感を上げる・自分の価値を人に評価させないようにするなど、自分で『今の自分』を認めて受け入れられる行動を選びましょう。
その行動の積み重ねが自分を認めていく実績となり、自然と自分自身の存在や価値を認められるようになります。
具体的な方法は、こちらの記事でご紹介しています。
【自己肯定感の上げる3つの方法!『自分は自分・人は人』思考で楽になれる】
【コレをやめたら楽になる行動の癖。生きるを楽にしていこう】
2.過去に囚われない
人は過去の出来事を美化しやすく、「あの時〜していれば(していなければ)」と後悔の念を引きずっては、何度も過去に思いを馳せています。
けれど、生きているのは『今』という時間です。
過去は過ぎ去った時間。もう取り戻すことも、その時間に戻ってやり直すこともできません。そんな思い出に浸っていても、生きるのが苦しくなっていく一方です。
代表的な行動で言えば、トラウマがあります。
トラウマは、過去の出来事によって自分の行動が制限されてしまうものです。その原理は、生命が危機に陥ると解釈すると、同じような状況に遭遇しないように何度も思い出しては、危険を回避するための行動です。
しかし、いつまでも恐怖に怯えて行動を制限されたままでは、思うように生きることも難しくなってしまいます。
自分の行動を制限する過去の出来事の解釈を変えれば、過去に囚われず、そこから『どう生きるか』を考えられるキッカケを作り出せます。
人は過去に囚われて生きるのでも、未来に期待して生きるのでもなく、『今』という時間だけに生きています。
『今』に集中できれば、何度も思い返しては後悔して、ストレスを溜め込むことも少なくなります。
過去に囚われない思考については、こちらの記事でもご紹介しています。
【過去を言い訳に使うのは止めよう。言い訳していると前に進めない】
【後悔する人生の選択。選択した瞬間に考えている事と後から感じる事のズレ】
3.人に囚われない
人生における全ての問題の原因は、対人関係にあると言われるように、生きている間は何をするにも『人』との関係を築かなくてはなりません。それが思っている以上に難しく、何度も同じ壁にぶつかっては傷ついてしまいますよね。
しかし、それは『人の顔色を窺う=他人軸』な思考を持っているせいで引き起こされる問題ばかりです。
自分の存在や価値を、人に認めてもらおうとしなければ、人の言動に深く傷つくことは避けられます。
自分の行動の評価を、人に求めなければ、自分の行動の評価も責任も自分自身が与えることができます。
人の問題や課題に首を突っ込まなければ、答えのない衝突(正論のぶつけ合い)は起きません。
人を自分の思い通りに動かせたいと思わなければ、人の言動にイライラしません。
人の言葉や行動に捉われることは、『特定の人の言いなりになって生きている』状態です。その生き方は、何も考えなくていいと楽なように見えて、一切の自由がない理不尽と不安で満たされる生き方に他ならず、ただ苦しい思いを募らせてしまいます。
自分の気持ちを素直に感じ、自分の意見に心を傾けてみれば、自分が起こしたい行動がわかります。
あとは、行動を実行するだけです。
対人関係の悩みに関する記事は、こちらからご覧ください。
【自分と人との境界線を明確にすれば生きるのが楽になる】
【対人関係の悩みの原点『自分の反応』を変えてみよう】
【対人関係で悩んだら思い出してほしい『言葉』】
基礎があれば揺らぎにくい『自分』になれる
全3回でお伝えする『生きるを楽にする自分になる方法』
第1回目は、基礎となる土台つくりでした。
お伝えしていることは、当たり前で単純なことですが、いざ実践してみると思っているよりも出来ていないと感じられる部分があるでしょう。特に、人との関わり方や素の自分を認めることは、多くの人が無意識に苦手としている部分です。
それは、協調性を育てる教育の刷り込み、同調圧力によって自己を封じることに長けた古いロールモデルが、未だに多くの人に根付いているからです。
今ある思い込みや固定観念、常識を疑ってみましょう。
その考え方は、本当にあなたを活かしてくれますか?
そのロールモデルは、本当に生きることを楽にしてくれますか?
考えることは疲れます。
けれど、考えなければ辛さと苦しさの中に居続けるしかありません。
考えてみましょう。
どうしたら、楽しく生きられるのか。
どうしたら、あなたらしく生きられるのか。
その答えは、オンラインカウンセリング話楽で一緒に探しませんか?
次回は第2回をお伝えします。更新をお楽しみに。
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